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夜は満天の星空。

田舎に住んで感じたことは、自然の豊かさです。都市部に住んでいると人工物ばかりで温かみをあまり感じてはいなかったと思います。イルミネーションやビルなどの光も綺麗だと感じますが、自然が形成する星や月の光にはかないません。街灯が少なく夜道は暗いかと思いきや、満月が道を照らしてくれ暗いとあまり感じません。

日中の青空と太陽と海の景色も好きですが、夜の満天の星空を眺めるのも好きです。この島に来て、初めて流れ星を見ることができました。千葉県に住んでいたころは、あまり空を見上げることはなかった気がします。私はもともとアウトドアが好きでソロキャンプや登山などを休日を利用してよく行っていました。登山は山梨県や長野県に行き3000m以上の登山もしたことがあります。毎回、山小屋などは使わずその日のうちに下山する弾丸登山です。

自然が好きということもあり、田舎暮らしには憧れがありました。去年の3月に退職を決めたとき、次に住む場所も就職先も一切決まっていなかったです。「まぁ、単発の看護師バイトでもして、シェアハウスに住んでその日暮らしをすればいいや。」と考えていました。たまたま、今の島で訪問看護ステーションの立ち上げがあるのを知り、面白そうだと思い入職を決意しました。

初めて島に見学に行ったのが3月上旬で、行った瞬間にこの島に住もうと思いました。初めての瀬戸内海はとても綺麗で感動しました。大崎下島へは橋が繋がっており陸路で島へ行くことができます。本土から見ると1番最後の島なので3つの島を越えていきます。その景色もとても綺麗で今でも鮮明に覚えています。

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島暮らしも1年以上が経過し、少しづつですが地域活動への参加もするようになりました。こういった、過疎地域には地域おこし協力隊という方たちがいます。この地域おこし協力隊は、最長3年間の任期で地域のためになることを行う方たちです。ここの島だけではなく4つの島に各1人づついらっしゃいます。年齢も様々ですが私と年齢が近い方もいらっしゃいます。

https://smout.jp/features/2/plans

昨年から、コロナで島の行事はほぼ中止になりました。現在も広島県では緊急事態宣言が出されているため、地域の活動は中止されています。
ワクチン接種も少しづつですが進んではいますが、時間はかかりそうです。

この島は高齢化率65%の島で、お年寄りしかいません。10年後この島はどうなってしまうのか。小学校と中学校がありますが子どもはごくわずかです。
この島には高校がないため、中学を卒業すると自動的に島外の高校へ進みます。島から1時間以上かけて登校している子どももいますが、引っ越してしまう方も少なくありません。

そのことも影響して、20~50代の方が本当に少ない状況です。私は看護師として働いていますが、どうにかしてこの状況を打破していきたいと考えています。一人ではどうにもならないので仲間を作っていきたいと思います。

もちろん、地域での仲間も必要ですが、外の仲間もほしいです。今はインターネットで世界に繋がる時代です。田舎はここだけではないので、情報共有をしていきながら進めていければ最高です。このnoteも情報発信をしながら同じような課題を持った地域の方と繋がれればと思い始めました。

そのおかげもあり、たまに移住を検討していますという方からメッセージがきたりします。今後はSNSなどを活用して地方移住者のコミュニティも作っていければと考えています。一人ではできないことも横の繋がりを作り仲間を増やせば何でもできます。

都会暮らしに疲れた方や、田舎で何かやってみたい、現状を変えたいという方がいればご連絡ください。
実際に移住してみてのメリット、デメリットなどをお伝えできると思います。


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