見出し画像

足首の運動が睡眠の質を高める?!

足首の運動方法

①椅子などに座る
②足首を上に向けたり、下に向けたりする
③1秒に1回程度のスピードで繰り返す
④20回で休憩(2分)を挟み、3セット行う

血流増加で睡眠の質アップ

なぜなら、足首の運動は、血流を高める作用があるからです(由利2017)。

睡眠の質を高める条件として、”深部体温を下げる”ことがあります。
下記の図のように、深部体温が下がり、皮膚温との差が縮まることで眠気が生じ、睡眠の質が高まります。
足首の運動は、皮膚温を高め、深部体温を下げることに貢献するため、結果的に睡眠の質を高めるのです。

では、もう少し細かくみていきましょう。

皮膚温の上昇に貢献するのは、なぜか?

足には、”動静脈吻合血管”が存在するからです。
動静脈吻合血管の役割とは、体温を適切に保つ働きがあります。
これは、手や足、耳などに存在しています。

皮膚温とは、「体表の面の温度」を指します。
この皮膚温が上がることで、熱を体外に放散することができ、深部体温が下げるのです。
赤ちゃんが眠たい時、手足が温かくなるのは、このためです。

つまり、
足首の運動

血流が増加

皮膚温の上昇

動静脈吻合血管により熱の放散

深部体温が低下

睡眠の質が高める

このような流れで、足首の運動は睡眠の質向上に貢献するのです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
スキやフォローをお願い致します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?