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全てをバラバラにすると見えてくる世界

この世界のすべてのモノはその構成をよく見ていくと、最終的には量子という小さな粒子となるそうです。そして量子の性質は運動している場合、粒子と波の両方の性質を持っています。

これは人間が行動しているとネガティブになっている暇がない、逆にじっと動かずに考えている人はどんどんネガティブになってゆく。
こういった人間の精神的な性質との関わり合いにも注目できる。

また人間は真っ直ぐに立っているだけだと、一見安定しているように見えるが、結局はやがて疲れて倒れる。でも一方で、歩いていると不安定なのになぜか倒れない、そして人間にはまるではじめからそのために必要であったかのように目や足や手が左右非対称に二つずつある。

これら精神的、肉体的両構造面において、人間の構造は実は根本的な量子の振る舞いと密接に関わっているのではないかと思っている。

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次にアインシュタイン凝縮と呼ばれる、ボース粒子が極低温になった際にみられるボース縮退においては、集まったすべての原子が波のように位相する現象を超流動というそうです。

私はこれがなにかしら人と人や人が場所やモノと惹かれあう、つまり波長が合う現象と関係しているのではないかと思っている。

つまり、一定の条件下において、超流動が発生するとは、私たちが日頃何かに突然インスパイアされた(衝動的になる)瞬間と似ているということです。

またクーパーペアは極低温時にプラスとマイナスの反対の性質をもった電子がペアをつくるという現象で、この状態は非常に効率が良く、超電導(電気抵抗0)とも言うそうです。

これは人間でいうとまるで正反対の異性同士が特定の条件下を経て(恋に落ちる)、惹かれあい共に暮らしたりすること(シンクロ)と関連しているように思っています。

恋に落ちることを比喩的表現として、電流が走ったとか、カミナリに打たれたとかいうのも不思議な縁を感じます。また超伝導の仕組みがリニアモーターカーの技術に応用されていたりと、本当にこの世界は面白いんですよね。

このように、私たち人間の日々の生活とは、アインシュタイン凝縮やクーパーペアといった粒子たちの現象とおおむね同じなのだろうということです。

つまるところ、この世界の性質のそれらは先に述べたような量子の性質によるところであるということです。そのようなことを、のもと物理愛さんの先日のYouTube動画を見て思いました。


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クロノツカヤさんよりお借りしています。
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