見出し画像

本当にお金が欲しいのか?

自分がお金を欲している理由をお分かりですか?

それはお金が一番身近な豊かさだからです。

手っ取り早く、一番簡単に手に入れられるものだからです。

それともう一つ、動機付けです。

お金が欲しいから、働く。
お金が欲しいから将来に向けて勉強する。
お金が欲しいから資格を取るために行動する。

このようにお金そのものが重要なのではなく、そのために行動を起こしていることこそが大切なのだということ。

何でもいいのでお金のために行動する、すると必ずナニカが起こり、そのすべてが何らかの豊かさへと繋がっているからです。

つまりは、己の豊かさのためにまずはお金を、とそのように衝動的になっているのだということです。

それでは次に、『豊かさ』とは何かを見ていきましょう。

豊かさとは何なのか

豊かさとは?

豊かさとは、お金や物といった目に見える物質的なモノ。
豊かさとは、癒しや心地よさといった目に見えない精神的なモノ。
豊かさとは、直感や閃きといった抽象的なモノ。
豊かさとは、人との出会い、知識や体験の共有といったご縁的なモノ。
豊かさとは、これらすべてがシンクロ(連動)して起こるワンネス体験。
豊かさとは、つまりは自分だけの今ココに居るという体験、在り方。

真の豊かさは自分が思うよりも遥かにバラエティ豊かでバイタリティにあふれたものなのです。

お金をその手にする

それでは、そろそろお金を手に入れましょう。

・・・おや?

そうですよね、ここまで読み進めた段階で、お金への意欲が低下していることに気づいたハズです。

ひょっとしたらイマ胸がドキドキしていませんか?

多くの人々が自らのその人生経験から、お金に代えがたい経験則を有しているので、そのことが自分の中を駆け巡り、胸の奥のほうを早鐘のように鳴らしているからです。

自分が手にしたいことが、豊かさであることに気づいた以上、お金に対しての執着が薄れるのは当然です。

お金が欲しいなら自分から率先して何かを世界に提供すればいいだけです。

知識、経験、体験、労働力、幇助、言葉、イイネ、リプライ。

そうして受け取る見返りをお金に限らないことです。

誰もがこれまでに必ず次のような自分だけの経験をしたことがある筈。

エモさを感じ、お金や労力など幾らかかってもよいと思った。
可愛い存在、何に変えてでも守りたいとその心に誓う。
新たな生命が自らの中に宿ったとき、命と引き換えにしてもよいと思った。

この世界はこうした等価交換の仕組みによって成り立っているのです。

今一度、お金に限らない豊かさに思いを巡らせてみてください。

豊かさは、自分からわざわざ掴み取りにいかずとも、自ずからやってくるものなのですから。

このようにこの世界では、何を欲するにしろ、あらかじめ自分が出したものが還ってきているだけなのです。


タイトルフォト

著者プロフィール

いつも本当にありがとう。 これからも書くね。