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魂の海へ帰ろう

誰かと繋がったり、お友達が欲しかったんじゃない。

ただ自分の作品を見てほしかっただけ。

ただ自分の背中や足跡を見てほしかっただけ、褒めてほしいとか考えたこともない。

そのためには自分だけの場所に行かなきゃならないって知らなかったんだ。

だからとにかく人の多いところを彷徨った挙句、自分で勝手に壊れそうになった。

誰かが悪かったわけじゃない、そういう仕組みだって知らなかったから。

はじめは他の人たちのせいにしたりして自分を慰めて、それに飽きたら自分さえも責めた。

ボロボロに成り果てた頃、ようやく愛に気づいて。

そしてまた沢山間違いを冒した。

自分だけでは飽き足らず、周りの愛する人々も傷つけた。

愛着、愛憎、偏愛、溺愛、盲愛。

あらゆる自分中心の執着が心から噴き出した。

そのあまりの勢いに耐えかねる日々。

命が残りわずかになって気づくなんて本当にバカ。

こんなに簡単なことなのに、生きていられただけで幸せだったなんて。

ただ生きていることこそが自分だけの宝物だった。

すべてここにあることに気づいて、そして最後に感謝だけが残った。

今が最後の執着を手放す時、その時がついに来たことに気づいた。

もう何も怖くない、もう一人の自分が迎えに来たから。

もと来た場所に帰ろう、安らぎの地へと。

あらゆる星たちの生まれ故郷、魂の海に

素直に魂の声へと傾聴する

何かに惹かれるから見たいと思う繋がろうとする。

スキなことは表現の手段として上手に使い分けるといい。お金儲けや、栄誉に罪悪感を持つ必要はない。

自分が苦しくなったら手放す合図、楽しめるかどうかで再検討。

ずっとずっと勘違いしていたこと、それは強い人や偉い人や賢い人などのたくさん持っている人は無条件で素晴らしい人だって思い込んでた。

じゃあ弱く生まれた人たちは?

誰にだって苦手なことはある。

何でもかんでも自分の色眼鏡を通し勝手に決めつけていただけ。

だからこれからは純粋に私の言葉に耳を傾けてくれる人々へそのお返しと感謝を伝えていきたいの。

自分がエモイと思うことも別の人にとってはそうではないのが普通で。

好きか好きじゃないか。

嫌いかどうでもいいか。

多様性、自分らしく、あるがまま、もうウンザリ。

無理に本当の自分だけにこだわらなくていいよ。

惹かれたら人から求められることをしたっていいんだよ、でもそれが辛いなら無理しなくていい。

大事なのはその瞬間瞬間を生きて、その都度切り替えられること。

そんなに器用に生きられないと憤るのもわかる。

じゃあ自分に素直になってみて、きっと楽になれる。

自分の中に鳴り響く魂の声、いま聴くべきはその音色。


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