夢から逃げ続けるジレンマからの脱却
多くの人々が達成不可能な目標を設定しはじめから逃げ道を用意する。
それらは達成困難であればあるほどよい。
無理難題であれば誰からも批判されず、自分を慰められるから。
これは自らがやりたいことの為ではなく、何をすればいいかわからない状態からの現実逃避である。
「何もしないよりはマシ……」
この不可避のジレンマから逃れる方法は一つしかない、それが自分のやりたいことを素直にやり続けるということ。
そうすれば、頭で余計なことを考えずに済むばかりでなく、自分から逃げなくて良くなる。
なぜ自分の本当にやりたいことから逃げるのか、それは周りの常識からかけ離れているから。
それと自分の頭で考え思い通りに人生を乗りこなせていることをカッコいいなんて思い込んでいるから。
勿論それらの考えは他の誰かに寄せたダサくて気持ちの悪いものであることは言うまでもない。
自分の考えが突拍子もないのは当たり前。
自分だけの考えなので前例などありません。
仮に似たような例が過去にあったとしても、それは別の誰かの前例、自分とは無関係。
だからこの世界に産み出す価値がある。そうしてその結果に世界が驚き様々な反応を返すのです。
ナウい、イカす、クール！
カッコいい、個性的
勿論こうした肯定的な反応ばかりではありません。感度は人それぞれであり、理解できないものへの恐れや不安を多くの人が抱えているからです。
何よりもそうした否定的な意見だって立派な表現のひとつであり、表現である以上、また別の何かしらの表現へと連鎖していくのです。
さっぱりわからない、なにがいいの？
キモイ、不快、不愉快。
それが何になるの？無駄じゃない？
このようなネガティブな反応を恐れ、多くの人々が自分を圧し殺し生きている。自分を生きれば生きるほど、あらゆる反応が起こるのは当然のことなのにです。
自分を表現する人たちとてこの限りではありません。
でも彼らが表現することをやめないのは、これまでの自己表現の結果、様々な反応に触れ、どうやらそういうものだと気づいたからです。
つまり、自分が欲しい反応を求めなくていいことに気づいたのです。
「好きに言わせておけばいい」
「だから私も好きに生きるわ」
どうかもう自分で自分に無関係な目標を設定し、自分を生きるという本当の目的から逃げないで下さい。
成功も失敗もはじめから存在しない。
したいようにしたかという事実だけが真実。
どうか自分を生きるという夢を叶えてください。
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いつも本当にありがとう。 これからも書くね。