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「急ぎたい」とき気をつけること

続・漢字遊び(パート3)

「SWの経験をふりかえる」から派生した「漢字遊び」
今回は「心」がある漢字の中から「急」
「急ぎたい」そんな気持ちになる時に気をつけたいこと

「冷静」なブレーキが大事

仕事の中で相談を受けるとき
「緊急」「急ぎ」の状況をまず確認することはポイントの一つ
「急ぐ」ときほど「冷静さ」が大事
相談者の焦った気持ちも落ち着いて話せる助けになります
医師が適切に判断できるよう迅速に必要な情報を聴取したり
適切な助言や情報をわかりやすくお伝えするのに必要です

「急ぐ」ときほど「慌てる」「焦る」ものです
相談している「患者さん」「ご家族」はもちろん
関係機関の専門職の方でさえ慌てることはあります
一緒に焦ってしまい冷静さを欠くと支援になりません
ときに「慌てる」「焦る」を通り越して「怒り」になります
慌てたり焦る気持ちにブレーキをかける「冷静さ」が大切です


「急ぐ」気持ちは「争い」を招く

漢字を分解して遊んでみると

「急」は「ク」「ヨ」「心」
クヨクヨしないように、やっぱり「冷静」さが大切

「急」の旧漢字は「ヨ」の部分が「コ」「一」のようです
「ク」「コ」「一」「心」
一コク(一刻)(現代だと30分?)心を落ち着かせよう
なんてこじつけてみたり

急いで「冷静さを欠いてしまうと」誰かを「怒らせ」てしまう
そして「急」から「心」を一太刀切り捨てられ「争」いとなってしまう

「冷静」なブレーキを育てる

僕は周囲からどのように見られているかは様々だと思う
コアラタイプのあったかい所好きでのんびり屋
という一面と
すぐに動きたい短気な一面がある
おそらく「短気」が根っこにある

短気な血を遺伝子を引き継いでいると思う
それを意識したのが20歳の時、自動車教習所だった
合格した時に名刺の裏にお守りを書いてくれた

今でも免許証と一緒に大事に持っている
「冷静」に「視野を広く」「想像力」を持って「先を読む」

アルバイトで仕入れた野菜を運ぶワゴン車
社会人になってからは患者さんを乗せた車
運転する時に、急いでも「冷静」「安全」に
SWの仕事でも、急ぐ時ほど「冷静」「迅速」に
経験を重ねるほどその大事さを実感していった
何度も「急ぐ」場面で「焦って」「慌てて」
「冷静さ」に欠けた経験
をしてきたから
「争い」事になってしまた経験も何度もあるから
いかに気持ちにブレーキをかける「冷静さ」が大事か
頭だけでなく「心」で受け止める経験で学びました


「急ぐ」ときの自分優先は要注意

数日前のこと
外出の帰り道で信号が点滅していた横断歩道を渡っていた時
反対側の狭い歩道を加速してすごい勢いで走る自転車が見えた
心の声
「横断歩道を渡りきるころぶつかりそうだな」
「歩行者を見てない、あの勢いで横断歩道を渡ろうとしてる」
「右折車がアクセル踏んだ、自転車に気付いてない」

横断歩道を大きく3歩車道に戻る
急停車した車の前を加速した自転車が去っていった

すごくドキッとしてビックリして呆気に取られてしまった
歩きながら心の声
「自分が車道側に戻らなかったら、ぶつかってたよな」
「ぶつかって怪我した方が自転車の人のためじゃないか?」
「車の運転手がかわいそうかな?いや車も周囲をよくみてなかった」
「救急車を呼ぶことになってたな」
「命より急ぎたい気持ちが優先なんて・・」

そう思いながら数十メートル狭い路地を歩いていると
十字路で自転車が飛び出してくる予感がして一時停止した瞬間
自転車が勢いよく飛び出してきた

命の危険や争いにはならないだろう自分優先

の方とよく遭遇します
車や人通りの少ない一時停止で
「完全に止まらないと一時停止じゃない」と取締して
不機嫌になっている運転手と警察の方を時に見かける
なんか違う気がする

警察署前の通りを10分ほど歩いているだけで
危険な場面に何度も遭遇していると
講習のない自転車運転の方に「自分の命も他人の命も大事に」
そんな何かができないものですかね

と思ってしまうこの頃です

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