#7.ブラック研究室はやめてしまえ
こんにちは、よしポンです!
今回はアウトプットシリーズ第7弾!ブラック研究室は問題視されないのか?についてまとめて行こうと思います。
ブラック研究室ってなんだ?
ブラック研究室とはブラック企業とほぼ同義で、研究環境が最悪な研究室を指します。2ちゃんねるでスレが立ちやすいテーマです。長時間実験自慢、ブラック研究室自慢が繰り広げられています。
はっきり言ってブラック企業よりタチが悪いのがブラック研究室です。それは、学生を無給でこき使うからなんです。学位取得を条件としてぶら下げられて、給料も出ない労働を強いられるってどうですか?
私のいた研究室も周りからブラック研究室呼ばわりされていました。実際、毎年学生が私も含めて二人以上はやめたり研究室を移転したりしています。
私が辞めていく間際なんか、「他の奴らが辞めてったのは君が原因なんじゃない?」なんてことも言われました。百歩譲って私が原因だとしても(まあ私にもあったかもしれません)、
本来は最高責任者であるボスが、一番に痛感するべきことなんですけどね笑。辞めていったやつが悪いって未だに言ってましたからね笑。まあ、今となってはどうでも良い話ですのでこの辺にしておきましょう笑。
ブラック企業は取り上げられているのに、、
近年、働き方改革によって労働環境はますます改善されてますよね。定時帰りは当たり前・有給の取得が容易・転職も容易。非常に喜ばしいことだと思います。
さらに、過労死についても問題視されるようになりましたよね。
電通や三菱電機などの過労死事件が世間を騒がせていますが、亡くなった方は以前にもいたと思います。
このように問題視されてきたというのは雇われる側から見たら皮肉にも喜ばしいことですし、雇う側は引き締めて臨むべきかなと思います。
一方でブラック研究室はどうでしょうか。
あとははてなブログやnoteの個人記事といったところでしょうか。このように、マスコミからはあまり取り上げられず、やめた学生からのリークが大半ということがわかると思います。
実生活に直結しないためあまり問題視されない。
ブラック研究室が取り上げられない理由は、私の答えとして、人々の生活に結びつかないのが原因だと考えます。ブラック企業問題とは、私たちを含めた社会人にも降りかかる可能性が高い問題ですから頻繁に取り上げられますよね。
一方で、ブラック研究室とは大学生にしか降りかからないため、大学を卒業した社会人や大学に行ったことがない人からしてみれば関心のない問題です。
実は大学内でもあまり問題視されていないのも現状です。大学そのものがたこつぼ化(外の世界とネットワークを遮断していること)しているため、改善は試みられていません。
夜になっても苦しんで実験やデータ解析。精神がギリギリになるまで追い詰められる。この現状は決して変えられないことでしょう。
お金のある研究室はどんどん最新機器や高級試薬を導入することで時短することを成功させていますが、
お金のない研究室はけちけちすることを強いられて、技術的なハードルが高く、長時間実験を強いられるケースが多いです。
私もこの問題で本当に悩みました。ケチケチして実験。機器があっても他の研究室の兼ね合いで優先順位もあるので、夜中に作業せざるを得なくなりました(というかむしろ譲った)。
答えは簡単。そんな研究室やめてしまえば良い。
ブラック研究室問題が実生活に直結しないということは、世間からしたら大した問題ではありません。答えは簡単、今すぐやめることです。
技術職につきたいなら学位がいる場合がありますが、今やっている研究とは全く別のことをやりたいのであれば、すぐに辞めましょう。
訴えたところで大体は大学が守ってくれるので、叶うわけがありません。こんなブラック研究室、入った自分が悪かったと思いましょう。
これは会社をやめるときも同じですよ。今思えば、学位は取ったものの、何の役にも立っていません。技術職、研究職に付けるメリットくらいでしょうか?大卒の3, 6年目と大して給料は変わりませんし。僕が言いたいことは、
やめる勇気があれば何でもできます。起業だって。フリーランスだって。就職だって。いいですか。大学院の中退率は約5~8%です。ということは中退しただけでもすごいと思いません?
やめたことを誇ってください。それでも大学院で研究したいなら、大学院を即変更しましょう。学位はぶっちゃけどこでも取れます。
これは余談ですが、私は当時休学理由をテキトーに他の分野にいきたいって書いたらボスから電話が来て、
「他の大学院にいく場合、僕に必ず電話がくるからね。本当のことをいうからどこの分野にもいけないよ。」
って言われました(これ立派なアカハラでした)。
テキトーに書いたのはポジティブな理由じゃないと休学を認めてもらえないから何ですね。別に本気で書いたわけではないのでいいんですけど、もしこれが本気で書いていたとしたら立派なアカハラですよね?
ブラック研究室の教授はアカデミアというたこつぼ化した世界しか知らないため、人格破綻者が多いのが現状です。そんな研究室さっさと移って他のホワイト研究室にいきましょう。
頑張っている学生へメッセージ
そんなブラック研究室でも学位を取ろうと頑張っている方々へ。私からしたら本当にすごいと思います。尊敬の念しかありません。
何があろうとも絶対に学位を取ってください!親の学費がかかっているからなど経済的な理由は抜きにして、自分のために取得してください!
やめたいと思っている方々へ。結局、世間からしたら大した問題ではないということです。職を失うわけではないので、ブラック研究室にいる人は我慢して学位を取るか、やめるのか、移るのか即断しましょう。
やめたとしても大丈夫。あなたの決断は約5~8%の人しかできない勇気あるの行動です。
最後にどうしようもなくて悩んでいる人へ
もし悩んでいる人が周りや読んでいる方でいれば、こちらの記事を読むことをオススメいたします。
最悪の場合は、弁護士に相談して法的措置を取ってもらうことも考えた方が良いでしょう。アカハラは立派な犯罪です。ともかく、あなたの未来が明るくなることを祈っております!(俺も頑張らなくちゃ笑)
それではまた次回お会いいたしましょう!
追記:下手くそな文章で申し訳ございません汗
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