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【信じるとは?】ヒメフウロ

長い文章を投稿するのは久しぶりです。
noteでの名前に「Labo」と付けたときに、「これからは、植物に関する科学的な内容の投稿を増やしていこうかな?」と思っていたのですが、
先日あらためて、過去の自分のとりとめもない投稿を読んでみて、この時こんなことがあったな、あんなことを思っていたな……と懐かしく思い、
こんな投稿を残しておくのも良いかもしれない、という気持ちになりました。

前置きが長くなりましたが、先日、道端でヒメフウロのお花を見つけました。

あまり上手に撮れていませんね…

ヒメフウロは、アメリカフウロやゲンノショウコなどと同じ、フウロソウ科フウロソウ属で、園芸植物が野生化した帰化植物です。
葉っぱが細かく切れ込んでいるのはアメリカフウロとよく似ていますが、アメリカフウロよりお花が大きく、鮮やかなピンク色がきれいです。
5枚の花びらの1つ1つに、濃いピンク色の筋が入っていて、スッキリとしたおしゃれなデザインだなと思います。
薬効成分があり、「医者泣かせ」とも呼ばれるとのこと。これは仲間のゲンノショウコに似た特徴ですね。

花言葉は「静かな人」「人知れずの愛」など。

また、フウロソウの仲間全体には「変わらぬ信頼」という花言葉があるそうです。
「信頼」だけではなく「変わらぬ」とついているところがポイントですね。本当に花言葉って面白いなと思います。

信頼ということについて、私がよく思い出すのは、数年前に、映画の完成イベントで芦田愛菜さんが語った言葉です。
芦田さんが語っていたのは、
人に裏切られたと思うのは、その人の見えなかった部分が見えただけであり、それを受け止められる、揺るがない自分がいるということが「信じられる」ということなのだ
というような内容でした(正確な引用ではありません)。

自分の子どもと同じくらいの世代の芦田さんですが、この言葉には、本当そうだよね……と大きくうなずいてしまいました。
結局は自分を信じるということなのかな。信じた自分を信じるということなのかなと思います。信じるということは、人が自分の思った通りになるということとは全く違うのかなと。

「信じる」という言葉で、もう一つ思い出すのは、岡村孝子さんのこの歌です↓↓

この歌の歌詞に、
「形のないものを信じられずに、モラルだけが残った」
とあるのですが、

「形のないものを信じられずに」は、なんとなくわかります。自分が植物を好きなのも、形があるからかな、と思ったりも。しかし、モラルだけが残るとは、どういうことなのか……
わかるようなわからないような、でもわかるような、そんな歌詞が印象的で、信じるということを考えるときに、よく思い出す曲です。

最近保険のCMでよくお見掛けする岡村さんは今年還暦ですが、この曲は岡村さんがまだ20代のときにご本人が作詞作曲されたもの。20代でこんな曲を作られるなんて、何だか凄味があると思います。

植物とは全く関係がなくなってしまいましたが、今回はこの辺で……。

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