マガジンのカバー画像

NHK連続テレビ小説「らんまん」感想

72
2023年4月3日から放送されている、NHK連続テレビ小説「らんまん」の感想です。元植物図鑑の編集者・ライターとしての視点から(?)、感じたことを書いていけたらと思っています。
運営しているクリエイター

#神木隆之介

「らんまん」は、新しい朝ドラだったのか? 最終回に寄せて

9月29日、朝ドラ「らんまん」が最終回を迎えました。 4月から約6カ月間、欠かさず視聴してnot…

なつめぐLabo
10か月前
77

【らんまん】変形菌の魅力【第20週・キレンゲショウマ】

「らんまん」第96話感想です。 今日の放送では、万太郎たちを支えてくれた長屋のメンバーとの…

23

【らんまん】植物学教室を出禁に…【第17週・ムジナモ】

「らんまん」第85話感想です。 万太郎は、池で見つけた水草(ムジナモ)の論文と植物画の作成…

22

【らんまん】それぞれの「植物学」を生きる【第15週・ヤマトグサ】

「らんまん」第74回感想です。 今日はまたも神回? 名言が続出でした。 昨日の放送で、万太…

24

【らんまん】誰にも渡せない…【第14週・ホウライシダ】

「らんまん」第68回感想です。 「わたしのものになりなさい」という、田邊教授の衝撃的な言葉…

25

【らんまん】新生活に早くも暗雲…【第14週・ホウライシダ】

「らんまん」第67回感想です。 昨日の放送から、オープニングの映像も少し変更になり、「第2…

18

【らんまん】草花の申し子【第13週・ヤマザクラ】

「らんまん」第63回感想です。 昨日の胸キュンな展開とは一転、今日はややマニアックな内容でしたが、牧野富太郎をモデルとした万太郎を描く上では、欠かせない回だったのかもしれません。 万太郎と寿恵子、竹雄は横倉山を訪れます。万太郎は、大きな杉??の木に挨拶。「寿恵子さんをこの木に会わせたかったがじゃ」と紹介すると、寿恵子も「槙野寿恵子です」と自己紹介します。ネイチャーゲームの<わたしの木>という活動を思い出しました。 万太郎は、寿恵子に植物採集の方法を丁寧に教えます。そして

【らんまん】病を治したい…【第13週・ヤマザクラ】

「らんまん」第61回感想です。 今週のタイトル植物は「ヤマザクラ」。身近な植物ではあります…

15

【らんまん】第12週まとめて感想【第12週・マルバマンネングサ】

「らんまん」今週は、色々とバタバタとして、毎日感想を書くことができませんでした。自分の記…

23

【らんまん】人生の器 6/14感想【第11週・ユウガオ】

「らんまん」第53回感想です。 今日は個人的には、久々に泣けた回でした。 植物学雑誌の編集…

34

【らんまん】いろいろな顔… 6/13感想【第11週・ユウガオ】

「らんまん」第52回感想です。 今日はちょっと更新が遅くなりました。思い出せるかな… 万太…

20

【らんまん】もう少し…あと少し… 6/12感想【第11週・ユウガオ】

「らんまん」第51回感想です。 今週の週タイトルは「ユウガオ」ですが、ユウガオの写真は持っ…

24

【らんまん】磨き抜かれたもの 6/9感想【第10週・ノアザミ】

「らんまん」第50回感想です。 万太郎は、絵師の岩下(河合克夫さん)から、石版印刷の方法を…

22

【らんまん】想いすぎての別れ? 6/6感想【第10週・ノアザミ】

「らんまん」第47回感想です。 万太郎は、印刷所の大畑に、見習いとして働くことを許してもらったようです。昼は大学で研究、その後に印刷所で見習い修行…という生活が始まります。 牧野富太郎の印刷見習いに関しては、自叙伝にも書かれていましたが、少し事情は違っていたようでした。 土佐で出版するために、やむを得ず修行したという経緯だったようですね。ただ、そのうち郷里に帰ることがだんだん嫌になって、東京で出版することにしたとも書かれていました。 いずれにしても、雑誌出版にかける思い