なぜ計画経済はうまく行ったのか?

よく人は「新しい時代を作る」というものだけど、そう簡単にできるものだろうか?そもそも時代を作るというよりは、我々は時代に生かされているのではないかとも思うし、そもそも時代などという不明瞭な事物をどう言い表すかすらも疑問だ。我々は、時代を作るのではなく、時代の内部へと飛び込みながら時代の肉体とでも呼ぶべき構造を作り変えるほうが最優先な気がする。以下は、今日書いたメモ。

アーティスト丹羽良徳は、公共の場でのパフォーマンスを通じて、資本主義経済システムに内在する矛盾を明らかにしようとしています。これらの矛盾を過度に強調し、そのパフォーマンスの全貌をドキュメンタリーフィルムに収めることで、現代の感覚的な体験に光を当てることを目指しています。庭の芸術的な手法は、現代の要求によって生まれたグロテスクな経済ゾーンや歪んだ都市景観にまで及びます。彼はこれらを自身の肉体的な存在(今この瞬間にのみ存在するもの)と対比させることで、社会の内面的な動態と繋がりを持とうと試みています。この展覧会では、彼のビデオ作品のうち三つを特に展示します。

いいなと思ったら応援しよう!