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blog.ver18 時間作りが”下手になった”

今回は時間の作り方についてこんなことがありました。といった内容になります。

そもそもこの話は患者さんとお話ししているときに、
「最近は運動やストレッチができていないな。時間を作り方が下手になってきた。」とおっしゃっていました。

私自身、時間を作ることがそもそも今までできていませんでした。
このようにブログを書く、Twitter(→こちら)を書くようにすると言ったときにも始めは全然作れずにダラダラとした時間の使い方をしていました。

そんな最近になって少しずつできるようになった私が、今まではしっかりと時間を作ることをしてきたであろう患者さんに対して、ためになるのかならないのかのお話をしました。

患者さんとこの話になる元の話は「最近眠れなくて悩んでいる。運動不足だからかな?」と患者さんのお悩みを伺ったことが始めでした。

『運動する』
『ストレッチする』

なんてことをするときにどうして時間がないと思ってしまうのか?というところから私は考えました。

そもそも運動やストレッチをするための時間を
今生活している時間の調節をしなければならないと考えてしまうのではないかと思います。
するとどうでしょう。1日の時間の基礎となる部分に新たな時間(運動やストレッチを行う時間)を組み込まないといけないのでそれは生活を変えなければならないのです。
するとそれだけでストレスだったり億劫になってしまいますよね。

そこで私がご提案したのが、
まとめて運動やストレッチをするのではなく、一つ一つを分割してそれぞれにかかる時間を把握して何かの合間の中のその瞬間に行う。
といった感じ。

目的は不眠に対して運動不足を少しでも解消したいということなので、まずはしっかりと体が短い時間で動かせるようにするといった内容をお伝えしました。
どんなことをやったかというと、

  • 30秒間立ったり座ったりする運動。(”CS−30”という運動機能をチェックする体操。)

  • 四股を踏み体操。そこから体を捻る体操。

になります。
気になる方は私のTwitterから『blog.ver18に書かれていた体操が知りたい』とDMにてご連絡ください。
(Twitterのリンクはこちら)

患者さんはその場では四股を踏む体操をやりましたが、かなり疲れる様子でした。
全くもって体を動かすような体操ではなく、エクササイズ感覚の体操ですが汗も滲み出ており体もポカポカしている様子でした。

その後、これはいい体操だわ!なんてお話をしていると、患者さんは続けて
「こうやって話していると自分の頭の中のモヤモヤが晴れた気がする。」
「車で運転してきているときに頭がモヤモヤとしていて帰りは運転して帰れるか不安でわからなかった。本当に良かった。」
とおっしゃっていました。

私はそのモヤモヤがあったことなんてわかりませんでした。
中身は分かりませんが人と話して何かをきっかけに勝手に気持ちが晴れることってありますよね。
そのような状況になったのかな?と私は思いました。

その後の患者さんは気持ちよくお帰りになられました。



私は患者さんと何度も関わっていて、今回の発言で違和感がありました。
なぜかというとこちらの患者さんが時間を作れないような人ではないと思ったからです。
人によって時間を作ることができない人は多くいます。でもこちらの患者さんはそのような人ではないのです。家事はもちろんのこと、仕事もされていますし、他にも多趣味ですので手帳はいつも丁寧に書かれているのを見ているから違和感を感じました。

そのような人が「時間を作ることが下手になってきた。」とおっしゃっているのです。

それはなぜなのかと私が考えたところ、

  • 何らかの強いストレスはあったからそのような時間を作るといった作業すらやらなくなったもしくはできなかった。

  • 過去にやってきていたがここ最近はしばらくそういった時間を作ることをしなかった期間が長かった。

という2択になりました。

その中でも私はおそらく前者ではないかと思います。

これは私の固定概念かもしれませんが、
手帳で日時の管理をしっかりされている方がもちろん自分の時間の管理ができないわけがないのです。

厳密にいうと
”予定を管理すること”と”作業の効率化によって時間を生み出すこと”とは
違った能力になるため、時間を管理できている人だからこそ時間を作ることができるというのはイコールではないにしろ、やっていないわけがないとも思いました。


私は冒頭にも書きましたが、やっと少しだけ時間を作れるようになりました。
でも私の作り方は毎日この時間にこれをやるといった作り方です。
今現在の生活をさらに切り詰めて時間を作るといったことがまだまだなのでこれ以上タスクが増えてきてしまうとパンク状態になり何かができない状態になってしまいます。私にとってそこが今後の課題になります。作業の効率化によって生み出された時間をさらに有効活用する意識を持って取り組むことが大切だと考えさせられるひとときだったと思います。


それでは今回はここまで。

おしまい。

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