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第6回ヨーロッパ周遊記(2024.8)⑦オーストリア🇦🇹レッヒ[439]

 ドイツのウルムを出発し、ヨーロッパで最も美しい村とされるオーストリアのレッヒに来ました。ここは夏はハイキング、冬はスキーで楽しむリゾート地となっており、ヨーロッパの王族も訪れる場所です。また、大自然に囲まれ山々がとても美しく、観光業と並行して環境へ配慮した取り組みが先駆的に行われています。今回はレッヒに2泊してハイキングをしてきました。

レッヒのハイキング

 レッヒでは、冬のスキーがとても有名だそうです。夏はハイキングが盛んだそうで、たくさんハイキングをする格好をした人やマウンテンバイクを見かけました。マウンテンバイクはスキーのリフトで運ばれているのを見ました。

インフォメーションセンター
向かいに教会があり大きな地下駐車場があります
黄色の初心者用のコースを登りました
目的地は"Skyspace Lech"(E8)です。
ハイキングのスタート地点とされる場所
ここからファミリーコースのハイキングをスタートしました
美しいレッヒ川(川の流れる音も最高でした)
道中このような表示があるのでポイントを確認しながら進みます
登山途中にある”Rud-Alpe Gastronomie”
子どもの遊び場もあるレストラン、最初の休憩地です
リベレンゼーの小さな池で発見した大量のおたまじゃくし
登山マップには”Libellensee”と書いてあります
登山道の中盤に隠れ家のような木の家がありました
このような扉もありました
この後山岳ケーブルカーとさらに上に登るリフトがある
"Seillifte Oberlech GmbH & Co KG"で休憩
2回目の休憩から本格的に登山の景色に
とても美しい丘
他の見えていなかった山も見えてきました
最初に見えていた山が遠ざかってきました

環境に配慮した取り組み

 オーバーレッヒという山の上のホテルには一般の車は上っていかないそうです。インフォメーションセンター前の地下駐車場に停め、リフトやゴンドラで宿泊客を運び、地下の道路を電気自動車が荷物を運搬すると書いてありました。また、レッヒ川の上流は土地開発が禁止されていることから良い水質が保たれているそうです。

 このように、美しい景観を保持しつつ観光地としての役割を果たす地域を訪れて、うまく規制する部分も活かしながら経済活動を持続可能性にできる取り組みは重要だと思いました。
 また、オランダでは感じることができない、ある意味で日本の山間部に近い雰囲気を感じるレッヒに訪れることができてよかったです。この大自然の美しさを見て、環境を守る取り組みが一人ひとりの意識の中に入っていくことも期待できると思います。

<参考HP>


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