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オランダ現地校Groep5(小3)のプレゼンテーション【389】

 先日、娘が学校の課題でプレゼン発表がありました。私の娘が通う学校のこの学年では年間に3回プレゼンテーションが行われます。1回目は以前記事に書いた「箱を装飾して、本を紹介しよう」です。今回2回目のプレゼンは、「ストーリー」という自分の好きなものをテーマとしてみんなにプレゼンをするという課題でした。今回のプレゼンに関することを記事に記録しておきたいと思います。前回のプレゼンに関してまとめた記事は以下にあります。

プレゼン課題の内容

 今回、どんなものを選択しても良いらしく、自分の興味があるものを調べてそれをプレゼンしようということでした。私の娘は、初め「着物」「寿司」など日本をテーマにしたものにしたかったみたいですが、最終的に娘が選択したのは「星のカービィ」でした。娘はNintendoの「星のカービィ ディスカバリー」のCMを見たことがきっかけで、そのゲームをプレイすることになり、カービィに大ハマりしました。私からしても「カービィ ディスカバリー」のストーリーには魅力があり、最後には涙なしには見れないような展開になっています。またカービィは、どんな状況でも仲間を大切にするけれどちょっとぬけている性格で、娘はそこも気に入ったようです。それをきっかけにカービィの漫画なども読むようになりました。
 プレゼン準備の中で、私たちも一緒にカービィの歴史について調べてみると、その制作過程には深い歴史があり、その開発秘話などを聞くとより魅力を感じるようになりました。

小3では前もって取り組むのは難しそう?

 1ヶ月前ぐらいから発表された課題でしたが、計画に少しずつ取り組むのがまだ難しい年齢である娘は、なかなか準備を進めませんでした。本人に聞いてみると、「やらないといけない」というのは理解しているものの、具体的に何から始めて良いのかわからないというのが現実的にあるようです。そのため、その辺りは少しずつ夫婦で声をかけて、テーマを絞り込んだり準備の段取りや何が必要なのかなどを話しあっていきました。

 私個人としては、まだ完全に自分でできる必要はないと思います。ここで、一緒に準備をしながらプレゼンを準備することの楽しさを共有できたらという思いでした。さすがに前日や前々日になっても呑気な娘を見て、放って置けない私たちでしたが、それでも何とか良い経験にしてあげたいという思いがありました。

プレゼンの講評

 プレゼンの評価としては、説明が分かりやすい、聞いている人たちの方向を見て話せたこと、ボディランゲージなどを使った説明がよかったと言われたそうです。また、イラストを描いたり印刷したものをポスターに貼って掲示したり、ぬいぐるみなどを持っていって視覚的にどんなキャラクターなのかを伝えることができたという、良かった面でのフィードバックを受けていました。最後には「カービィの漫画を描いてみよう」という、自分の趣味全開の自分で漫画を描くためのカードを配布したそうです。笑
 その一方で、基本情報のリサーチが少ない、声が後ろまで聞こえないといった部分が改善点としては指摘されました。

 「プレゼンは緊張するから嫌だ」というあまり得意ではない娘にとっては、よく頑張った方ではないかと思います。プレゼンの日は、習い事が終わった後に、娘が好きなバブルティー屋さんに妻が連れて行ってくれました。

 自分の好きなことをみんなに紹介する、発表やその準備は大変なものですが、題材が子どもたちが好きなものなので比較的楽しく取り組めるところが魅力だと思いました。こういった小さな体験を積み重ねて行ってほしいと思います。

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