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ネガティブ・ケイパビリティを美容師視点で訳すと柔軟思考😄


ネガティブ・ケイパビリティを身につけるヒント(カウセリングを深掘り)

美容師の仕事とネガティブ・ケイパビリティ
美容師の仕事は、お客様の髪の悩みを解決し、理想のスタイルや、デザインなどで実現することです。しかし、常に答えが明確であるとは限りません。お客様の髪質や頭皮の状態、希望するスタイル、ライフスタイルなど、様々な要素のバランスが必要ですし、時には無理な要望もありますよね😄
そこで重要になるのが、「不確実なものや未解決のものを受け入れる能力」、つまり「ネガティブ・ケイパビリティ」
時間が限られている中で、希望するデザインを超えていける力の秘密なんだと思います
ではネガティブ・ケイパビリティを持つ美容師は何が優れているのか?
ポイント

  • お客様の言葉を丁寧に聴き、真意を理解しようと努める

  • 希望の優先順位を整理できる

  • 様々な可能性を考え、柔軟に対応する

  • 完璧を求めすぎず、失敗を恐れず、提案し挑戦する

  • お客様との信頼関係を築き、共に理想のスタイルを探求していく

どうしたらスタッフがネガティブ・ケイパビリティを実装できるか

実践ポイント

  1. お客様の髪質や希望を全て完璧に満たすことは難しい。
    時には答えが出ないこともあることを受け入れ、
    メニューを分けたり柔軟に対応することが大切。

  2. ネガティブ・ケイパビリティを持つ美容師の例を紹介する
    実際にネガティブ・ケイパビリティを発揮して、
    お客様に喜ばれている美容師の例を紹介しましょう
    実際のベテランスタッフで、できているところを共有してみよう

  3. ネガティブ・ケイパビリティを身につけるための練習方法を紹介する
    「お客様の話を遮らずに最後まで聞き、質問を投げかけることで
    真意を理解する練習をする」「様々なスタイルを提案し、
    お客様と一緒に考える時間を作る」など、
    ロープレなどが効果的

  4. ネガティブ・ケイパビリティを持つことのメリットを伝える
    ネガティブ・ケイパビリティを持つことで、お客様に喜ばれ、
    仕事の幅が広がることを伝えましょう。
    また、自分自身の成長にも繋がることを強調すると、
    よりモチベーションを高めることができます。

ネガティブ・ケイパビリティをチームで実行する時の注意点

  • 押し付けにならないように注意
    強制するものではありません。美容師自身が理解し、必要性を
    感じることが大切です。チーム(店舗)の
    テーマ(軸)を持ちつつ自分のポリシーも大切に

  • 具体的なイメージやテイストの感覚を共有練習
    具体的な例や練習方法として、お客様の印象などを
    可愛いの一言で終わらせない フェミニン?クール?

  • 焦らず、デザインの話をする習慣をつける
    すぐに身につくものではありません。時間をかけて、少しずつ理解を深めていくことが大切です。

まとめ
ネガティブ・ケイパビリティは、美容師にとって非常に重要な能力です。
この視点は 専属美容師の立ち位置に立つことで、ある程度解決します
次の来店のお客様の時間が迫る中、着地が見えない時こそ、
このセンスが必要ですね😄

最近は個人てマンツーマンで対応する流れも増えていますので
予約の工夫と作業工程の見直しは大切です

こちらはまた次のテーマにします


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