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命に関与する覚悟はありますか?

1月26日 火曜日 寒いのか温かいのかよくわからない今日この頃ですね

皆さんこんにちは、鍼灸師のヨーハンです

先日から、朝早く起きるということを志しておるのですが、まだまだ習慣化できていないため、今日も朝早く起きて活動するようにしております

朝早く起きて、散歩をして朝日を浴びる、そうすることで体内のホルモンを調整して、メンタルをあげ、1日のパフォーマンスを最大にする

空いた時間で読書でもラジオ収録(stand.fm)でも何でもできる

人生において、一番大事なのはお金でもなく、時間だと実感しています

なので、時間を大切に行動を意識していくことを勝手にここに宣言いたします!

ということで、本日お伝えする内容でございますが、昨日起きた非常に大きな出来事から学んだことや、見えてきたものを共有させていただければと思います。

昨日の朝一番の患者さんについて

この患者さんは「糖尿病」により足の中足骨あたり(足の甲真ん中あたり)から切断をしているほどの疾患をお持ちで、胆嚢や、胃のあたりにも疾患があったりします。

最近はいろいろなことがあり、車いすで来院されていたのですが、ふと今日、その患者さんの奥さん(付き添いで、奥さんも治療中)からお電話

「すいません、近くの駐車場まで来たのですが、旦那が車いすに乗る前に座り込んでしまい、力が入らず私では載せることができないのでお手伝いいただけませんでしょうか?」

ということでした

すぐに現場へ向かいましたところ、車のドアと車いすの間に旦那さんが座り込んでいるではありませんか。

すぐさま介助し車いすへ乗せさせていただき、院へお連れいたしました。

見るからに顔色も、そして眼も。

良くない・・・

どうにかして、ベッドへお座りいただきました

そして由美江先生が脈を診て、観察し、判断。

「今すぐ病院へ行ってください」


この判断はなかなか難しいもので、もしあのままお越しになったからと何とか治療をしたとしても、そのあとはわからない

なにせ、この患者さんは病院が大嫌い、入院したら会えなくなるからと。

お薬も自身の判断でやめてしまっていたそうです。

前回お越しになった時にはお薬を飲んでいただくようにお伝えし、それからは飲んでいただいていたとのことですが、少し遅かったようで、なかなか改善されずに昨日の状態となってしまいました。

便もあまり出ず、尿すらほとんど出ない。

便よりも尿が出ないことが大変で、「尿毒症」という状態もあります通り、身体に毒素が回ってしまう。

いち早く病院に行き、対処をしていただくことが最善だとの判断でした。


病院では脱水症状と、腎臓の数値が悪いため、無期限の入院という結果となったそうです。

命には別条がなくて安心しました。


その時はただただ介助や、お話を聞くこと、車いすを押すときに揺らさないように気を付けたりとしていましたが

もし、このような患者さんが自分一人の時にお越しになったら?

と考えると、自分には何ができただろうか・・・と考えずにはいられません

正直ビビりました、命にかかわることなのですから。

一般的な鍼灸院にはなかなかこのような方はお越しになることはないと思います。

なので、貴重な経験ではあります、言い方に問題はあるかもしれませんが。

ユミエ先生曰く

「ゆくゆくはあのような患者さんをあなたに任せたいと思っている、よろしく」と・・・

これはもう、改めて感じたことですが。

全然足りない、実力が足りない、経験も足りない。

今のままでは本当にダメだ。


肩こり・腰痛、整形外科的疾患などではない、「病院から見放されてしまった患者さん」を診る。

これは生半可なことではない、実際にガンと診断された患者さんも何人も見てきましたが、実際に脈をみると、ガンではない方がほとんどだった。

でも本当にガンの方が来たら、その人の命に関わることになる。

一歩間違えれば命を奪う可能性だってある。


もちろん、怖い、不安です。

でも、やらなきゃならない、病院から見放された患者さんがお越しになるということは、他にもう頼れる場所がないということ。


やらなきゃ。


そのために勉強したいこと、解剖も本当はもっとしたい、病院に行って患者さんの脈をたくさん見せてほしい、診断結果と脈を見たい。

万が一お力をお貸しいただけるのであれば喜んでお話聞かせてください。


一般的な鍼灸院ではあまり起こりえないことではありますが、今日はこの件について、文章でも自分に対しても残しておきたかったので、共有させていただきました。

まずは、入院なさった患者さんの無事と、再度の来院を心よりお待ちして。


今日のお話は以上とさせていただきます

最後までご覧いただきありがとうございました!


鍼灸師のヨーハンでした


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ではまた次の記事でお会いしましょう!

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