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勝負下着について考えよう

「彼女につけてほしい下着5選♡」みたいな記事にはうんざり。男性の勝負下着について考えてみたい。

下着屋さんに行くと必ずと言っていいほどある「勝負下着」用のランジェリー。
ドラマや映画で、ヒロインがお泊り前夜に買いに行きがちなやつ。代表的なのはTバック、紐パン、局部だけ開いてるやつ、といったところ。
局部を守るパンツとしての性能は脆弱で、見られること、興奮されることが最優先の代物。最後に関しては実質ノーパンだし。

対して、男性用下着の形のバリエーションは丈とシルエットの違いくらいしかないし、ゴテゴテの装飾もない。(ちなみに、男性でいう勝負下着って「レッドソックスの応援のために赤パンツ履いてっぞ!!」のノリらしいね。)
「女の子に履いてほしい♡」とかいって防御ガバガバな形状の下着を勧められてるのだから、こっちが男性に求めたっていいだろう。
ということで、男性用の「勝負ランジェリー」について、女性用と照らし合わせて考えてみようと思う。

①Tバック

セクシーポイント:食い込み具合、おしり

ふんどし。おしり痛そう。

②紐パン

セクシーポイント:紐を外すとするっと落ちる、見た目の可愛さ

可愛くねえ…紐外すより普通に下ろしたほうが早いし。スキニー履いたら結び目が食い込みそう。

③局部だけ開いてるタイプ

セクシーポイント:履いたままウルトラソウルできる

いやいやいや。パンツの意味ないでしょ。どこ守ってんのよ。

結果:全部却下!

興奮するしない以前にかわいそうになっちゃう。もっと楽しいランジェリーを目指したい。

女性用セクシーランジェリーと同じことをしてるのに、男性用にすると途端に楽しくなさが露呈するのが不思議。擦れる不快感とか、服の制限とか、パンツに守られてない不安感とか。当たり前に受け入れるものと思っていた自分も怖い。
「そんなに嫌なら夜だけ履き替えればいい」と言われかねないが、セクシーパンツをカバンに入れて一日過ごすほうの気持ちも考えてほしい。見られたらどうしようというスリル、隠すための涙ぐましい工夫、なんでこっちがここまでしなきゃならんのよという虚無感。

「彼女に履いてほしい♡」なんて、よくもまあ屈託なく言えるなと思う。女性側が楽しくて履いてるならいいと思うけどね。

楽しいランジェリーへの探求は続きます。みなさんは、異性にどんな下着をつけてほしいですか?






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