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「愛」と「情」の間のべとべとしたところ

「愛情」ってなんだよ〜〜〜わかんねえ〜〜〜〜〜というお話。こんにちは。Amyです。

私は怒るとクソめんどくさい。普段あまり怒らないけど、怒るポイントが自分でもよくわからない。一度引っかかるとずっと離れてくれない。私の怒りは粘っこくて重たくて知らず知らずのうちに溜まっていて、気づいたときには何に怒っているのかさえ分からない。どうしてほしいのか、どうしてほしかったのかも分からない。謝られても許せないし、言えたところですっきりしない。ブチ切れて帰る妄想も何度もするけど、妄想するだけで実際にはできない。何に怒ってるのか言語化できないくせに、理由もわからず「ごめん」と言われるのが一番嫌い。「どうしたの」ときかれると反射的に「なんでもない」と答えてしまう。別の話題を探してしまう。最近読んだ本の感想とか、就活の愚痴とか、政治への怒りとか。本当はそんな話がしたいわけじゃない。私が怒っている相手は安倍政権でもホモソーシャルでもなく、目の前にいる相手なのに(前者に怒ってないわけではないけど)。他の話題で分かり合えるところを探そうとして、分かり合えなさばかり目立って勝手に嫌になる。その「ちょっと違う」がもとの怒りの上に積み重なって耐え切れなくなったとき、ねちねちと相手に発散してしまう。

うわ、改めて文字にするとめちゃめちゃうざい。わかられることを放棄してるくせに「わかりたい」って暴力はめちゃくちゃ振りかざして、そのくせ相手から「わかりたい」って言われると急に被害者面して、わけがわからん。周りにいたら関わりたくないタイプNo.1じゃん。つら。やば。しかも、離れたくない相手にほどこれをやってしまう矛盾よ。うわー。気持ち悪。

離れたくない相手とかいっても、伝えるのも求めるのも放棄してるくせに「愛してる」と形容するのは虫が良すぎる。かといって、情だけだと割り切れるほど諦めきれてもいない。「愛情」の「愛」と「情」の間の汚くてべとべとしたところで、私は怒っている。醜いなあ。今の世の中「愛情至上主義」らしいけれど、そんな賛美されるものだろうか。私の「愛情」はめちゃくちゃキモくてうざいから、なんだかよくわからない。



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