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僕らの一票は紙くずだが、とても重い
私は、この春の統一地方選挙で候補者の応援に初めて参加してきた。そこで感じたことは、「僕らの一票は紙くずだが、とても重い」ということだ。
千代田区議会議員選挙での体験
最初の千代田区議会選挙では、たった500票で当選するような自治体だった。千代田区は、住民よりも通勤・通学者が多く、街頭で活動していても誰が区民か分からないような状況。また、町内会や組織による票が多く、まさに「大都会のド真ん中にあるムラ社会」とも言える状態だった。
結果としては、無所属の新人候補として、厳しい戦いを経て当選ラインの500票を突破し、当選することができた。しかし、有権者が少ないかつ、超接戦の中で、千代田区議会議員選挙で感じた一票一票の重みは今も忘れられない。
足立区議会議員選挙での体験
次の足立区議会議員選挙でも無所属の新人候補を応援した。終盤戦まで非常に激しい戦いを繰り広げ、開票では最後の1議席を争うようなハラハラした展開だった。
結果は2800票余り。当選ラインの3000票にわずか届かなかった。非常に惜しい戦いだったが、無所属の新人が2800票を集め、健闘すること自体が素晴らしい成果だと思った。
一方で、残りの100票の壁は非常に高く感じられた。ここから、さらに100人に投票してもらわなければいけなかったと考えると、その100票のうちの一票一票はとても重い存在だと感じた。
まとめ
僕らの一票そのものは、数千・数万分の1であり、しょせん紙くずに過ぎない。しかし、その一票が人生を左右する非常に重要なものであることを、僕は絶対忘れないし、忘れてはいけない。
そんな今年の春は、貴重な体験だったと思っている。
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