考えないために考えるミニマリズム



最近、ミニマリズムというのがブームになっていると感じています。私はやりすぎない程度にミニマリズムというのを取り入れはじめました。



Youtubeでミニマリズムという考え方に出会い、「そんなにものを減らしてどうする」と思っていましたが、「物があることでのコストという考え方」と「大事なものを大事にするためにものを減らすという考え方」が素敵だなと感動しました。



1,2ヶ月くらい掛けて物を売却したり、捨てたり、寄付したりして少しずつ少なくしていきました。手放すときには数年ぶりに目にしたときに名残惜しいという思いが湧き出てきましたが、数年使っていなかったという事実は変わりません。もらった思い出の品とかもあります。ただ、使われずにこの先も暗い場所に収められているものの方がかわいそうだと思いました。



手放すことで得られることはたくさんあります。物理的なスペースはもちろんですが、何かを探す手間が掛からないこと、掃除がしやすいこと、今やることに没頭できること、部屋がスッキリすること、心の縛りが緩和すること、今あるものを大切にすること、様々な気づきや利点を得ました。



無理して捨てるのではなく、物を増やさずに未来ではなく今必要な物を残し少しずつ捨て、過去の思い出をしっかりと胸に抱き感謝して捨てて行くことで生活環境が整い、管理がしやすくなり、時間が生まれ、未来につなげる学習や行動が身軽にできるようになると考えています。



今、私は最終的にクローゼットの中にすべての家財が収まる程度にしたいと思って行動しています。今手放そうと思っているのは書籍です。



読了済みの書籍は売却しました。売却前にほぼすべてにもう一度目を通し、「必要な知識は得た。だから大丈夫」とリュックに詰めて送り出しました。それでもまだ、一度も目を通してない積み本のなんと多いことか。もったいない。今、それ全てを1,2ヶ月で読んで頭に刻み込もうと、パソコンに打ち込んだり、手で書いて見たりと忙しく充実した日々を送っています。



時間がないとかは関係ないです。これから必要な時間を生み出すために整理整頓を実行しているのですから、この激しい読書(?)も必要な時間なのです。



皆さんは自分の部屋や家・パソコンの、どこに何があるか覚えていますか?



覚えていないとしたら、それは今のあなたに必要なものですか?



覚えているとしたら、そのものをすぐに取り出せますか?



取り出すのに時間が掛かるのなら、その周りにあるものは必要なものですか?



今の生活に必要な物を取捨選択して、すぐに取り出し行動できるような環境作りがミニマリズムではないかと私は考えました。極端なことを行う必要はないと思います。今の自分の価値にあったものだけを残し、または購入し、それ以外は手放し、身軽に生きてみても良いと私は今考えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?