水分を取る工夫
僕はとにかく水分を取らない。
気を付けないと、一日にほとんど水分を取らない。液体をほとんど飲まず、食べ物からの水分だけで生きていこうとしてしまう。
食事をしていても、ほとんど水分を取らない。飲み会があっても、ほとんどずっと食べている。アルコールがなかなか減らない。酒がどうのこうのというよりも、とにかく液体を摂取する習慣がないのだ。
これは父親も同じなようで、ほとんど水分を取らない。ただ違うのは、父親は必ず晩酌をするので、そこである程度は水分補給(?)をしている。
僕はといえば、晩酌をする習慣さえないので、本当に水分を取らない。
だから、近年はなるべく水分を取るように気を付けている。
脱水気味になっていることや、血液がドロドロになっていること、肌にうるおいが足りないことなど、ことあるごとに水分の不足を感じる。
その状況を打破するための施策を実行している。
まず一番大事なのは、常に身近に飲み物を置いておくことだ。
今は、別々のグラスに水、紅茶、乳飲料などを入れ、それらを机に置いておく。
水分を取らない族の言い分として、その時の気分によって飲みたいものが変わることがある。
水は飲めないけれども甘みのあるヨーグルトなら飲めるとか、寝起きすぐはミルクティーなら飲みやすいとか、喉の渇きを感じるときには、水が一番だとか、その時々によって飲めるものが違うのである。
ただでさえ液体を飲むことに抵抗がある中で、比較的飲みやすいものを、すぐに飲めることが、とても大事なのだ。
あとは、とにかくひとくちずつ、こまめに飲むということだ。
喉が渇いたら一気に飲み干そう、と考えているから、結局飲まずに数時間が経ってしまう。
とにかく喉が渇く前に、水分を欲していなくとも、ひとくち飲み物を口に含む。その積み重ねが大事だ。
ちなみに今、僕の机には水とピルクルとミルクティーが置かれている。
水には、8分の1にゴロっとカットしたレモンが浮かんでいる。一時期マイブームだったデトックスウォーターの結果、ぶつ切りレモンを水に浮かべるのが一番だという結論に至った。水だけの方がいいときもあるが、レモンを浮かべることでほのかに爽やかな風味がついて、飲みやすく感じる。
ピルクルは、ヨーグルトなどのときもある。とにかく、整腸作用のある飲み物をなるべく摂取して、少しでも胃腸の調子を良くしておきたいという願いがある。少し前はR-1にはまっていたが、ヨーグルトの定期摂取に慣れてきたので、最近はパックの飲むヨーグルトにしている。だが、今日はピルクルだ。似たようなものだ。
ミルクティーは、リプトンのピラミッド型ティーバッグにお湯を入れ、そこにミルクを足したもの。なんだかんだ言って、リプトンの紅茶はおいしい。それなりにいろんな紅茶を試してきたけれども、結局庶民の口にはちょうどいいのか。紅茶はレモンではなく、やっぱりミルクだ。ストレートやレモンはちょっと苦手だ。
これらの布陣で、水分不足に対応している。
とはいえ、一日寝てしまうときには、こういった面々もそこまで役に立たず、ほぼ一日机に置かれ続けるだけなこともある。
それでも、ちょっと調子が回復したときに、これらが役に立つのだ。
ちょっと疲れている人にとって、水分を取ることは簡単なことではない。だからこそ、常にすぐに飲めるように用意しておく工夫が大事なのだ。
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