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「感謝しましょう」よりも、伝えたいこと

子どもたちに伝えるなら、
「感謝しましょう」よりも「感謝できることを探しましょう」
の方がいいな。

なんてことを思ったことがあります。子どもたちを見守るスクールガードをしてくださっている、地域の方々と話していたときのことです。
感謝できることを探すことで、より具体的に、ありがたいという気持ちを実感として感じられるから。

晴れの日も、雨の日も、暑い日も、寒い日も、子どもたちのために立ってくださった。
毎日、笑顔で挨拶をしてくださった。
泣いている子どもを見かけたら、やさしく声をかけてくださった。
自ら進んで、引き受けてくださった。

ひとつひとつのふれあいの中に、感謝できることがたくさんあります。
親子で一緒に数えてみると、あたたかい気持ちになれるはずです。

PTA会長になった最初の年には、年度末にお礼のあいさつに伺いました。
「ご苦労さまです。ご丁寧にありがとうございます。」と、逆に声をかけていただいた姿勢にも、多くのことを学びました。

「感謝しましょう」よりも、「感謝できることを探しましょう」

子どもの見守りだけでなく、地域に目を向けるときにも、大切にしたいキーワードです。

防犯、防災、高齢者福祉、健康づくり、交流の場づくり、環境美化、男女共同参画、生涯学習、など、生活を取り巻く様々な分野で、地域の誰かが、何かをやってくれています。
まずは、関心のある分野、関係のある分野から、ひとつずつ探してみてほしいです。

※illust by:ちょこぴよさん / イラストAC


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子どもに教えられたこと

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