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受け取り方の違いを学ぶ事例集『ちゃんとする』

親子の会話で、言葉の意味のすり合わせ。
『大事にする』と同じ分類にあるのが、『ちゃんとする』

・ちゃんと片づけする
・ちゃんと頑張る
・ちゃんと前を見る
・ちゃんとした仕事

みたいな使い方をしますね。

この『ちゃんとする』も、どんな受け取り方をしているか具体的な行動を確認してみるとおもしろいものです。

子育て関連の研修会などで、参加者同士で意見を出し合うグループワークをよくやっています。

ある小学校の保護者向け研修会では、
『ちゃんと勉強するってどんなこと?』
について考えて意見交換をしてもらいました。
出てきた答えはこんな感じです。

・家に帰ったら遊びに行く前に宿題を終わらせる
・翌日の学校に行くまでに宿題を終わらせる
・その日寝る前までに宿題を終わらせる
・宿題をしている時はテレビをつけない
・ドリルの文字を丁寧に書く
・姿勢を正して取り組む
・静かに宿題をする

たくさんの「ちゃんと勉強する」が出てきました。
宿題を終わらせるタイミングは、違いが分かりやすくて盛り上がっていましたよ。

あなたの「ちゃんと勉強する」は、どんな内容でしょうか?

これだけバリエーションがあるので、親子で違う答えになっても不思議ではありませんね。


研修会では、”家に帰って子どもと意見交換をすること”を宿題にして終わるようにしています。

実際に確認してすり合わせることが重要ですから。


「宿題だけが勉強じゃないよ。人生そのものが社会勉強だってテレビで言ってたもん。」

あるお母さんから、4年生の息子さんにそう言われたと教えてもらったこともあり、なるほどねと僕の方が勉強させてもらいました。

『勉強』と聞いて『宿題』を連想してしまうのは、もしかすると親だけかもしれませんね。

>参考記事|受け取り方の違いを学ぶ事例集『大事にする』

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