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みんなが家族の凄いところに目を向けたらどうなるんだろう【この〇〇が凄い】

「凄い」をテーマに、何か書く。
凄いもの、凄いこと、凄い人。何について書こうか、考える。

言葉を失うくらい美しい景色とか、このまま時間が止まってしまえと願ってしまうくらいおいしい食事とか、持てる能力を極限まで高めて観る人を魅了するアーティストやアスリート。
そんな、日常を忘れさせてくれる「凄い」もいいけど、身近に何かないのかな。

一番身近な存在は自分自身。とは言え、自分のことを自慢するのは気が進まない。それなら、家族はどうだろう。

あ、こんにちは。
書き始める前の、ひとりごとでした。
せっかくなので、続きも読んでってください。

今日は土曜日。僕にとっては、仲間たちと共同運営を続けている日刊マガジン『書くンジャーズ』の、担当の日です。
今週のテーマは、【この〇〇が凄い】。

何を書こうかと考えて、行き着いたのは、家族のこと。
我が家には、妻と3人の息子たち(高3、小5、小2)がいます。妻とも話しながら、子どもたちの凄いところを考えてみました。

この長男が凄い

2005年1月生まれで、現在16歳。小3の夏には、僕と2人で、130キロ離れた熊本の実家まで自転車で旅をしました。中学時代は、軟式テニス部。
でも、がっつりスポーツマンになってはおらず、高校では部活に所属していません。休みの日には、年の離れた弟たちとよく遊んでいます。ゲームをしたり、公園に行ったり。

そんな長男の、僕でも尊敬するところは、心の広さ。いや、広さという概念自体がないのかもしれません。そのくらい、おだやかです。
そりゃあ長男も人間ですから、たまにはイラつくことはあります。でも、個性が強い弟たちのあれやこれやを、押さえつけるでもたしなめるでもなく、うまくあしらっている感じ。風に揺れる柳のように、軽やかに存在しています。親として助けられてると言うのが、妻との共通意見です。
今のところ、「反抗期」と呼ばれる状況はありませんね。

この次男が凄い

2010年4月20日6時4分に、2684グラムで生まれた次男。偶数をふんだんに使った誕生の瞬間でした。毎日、子どもたちの中では一番早く家を出て学校に向かっています。音読が上手で、心を込めて読んでくれます。

そんな次男、僕がいいなと感じているのは、自分で自分を褒めまくること。ごくごく自然に、「僕は、やっぱり凄いなぁ」とかつぶやきます。保育園児の頃は、一緒に散歩してる時につまづいてこけたりすると、「ぼくは、つよい!」と言いながら立ち上がってまた歩き出していました。自分で自分を褒めたり認められると、大人になってもいろんな困難を乗り越えることができるはずです。
妻は、そんな様子を「自律している」と感じています。自分でこうすると決めたことは最後までやり抜こうとするし、工夫しながら取り組むことができます。自分に厳しく、そして良くも悪くも、他人にも厳しい姿を感じさせているのが、次男です。
あと、モノを大切に扱います。壊れたら修理しようとするし、箱や袋に入れて、大事なものはしっかり片付けています。他の2人にはあまり見られない行動です。

この三男が凄い

三男は、2014年2月生まれ。コロナ禍直撃の去年、保育園を卒園して小学校に入学しました。世の中の不安、そして、僕たち親の心配も影響してのことかもしれませんが、去年は学校に行きたがらないことが多かったです。学校まで送っていき、時には校門で号泣したり、途中で行けなくなって休んだり。でも、何とか一年間を過ごし、2年生の1学期の欠席は1日だけ。7月に入ってからは、玄関から一人で登校することも多くなりました。

そんな三男、みんなに好かれる愛されキャラなところが凄いというのが、妻の意見。保育園でもそうだし、長男が中学時代に部活の応援に行くと、自分からお兄ちゃんたちの輪の中に入っていって可愛がられていました。家でのんびり過ごしている時には、さりげなく妻や僕のひざの上に座ってきます。甘え上手とも言うのかもしれません。
それでいて、頑固な部分もあります。ここは譲れないという時には、歯を食いしばって動かなくなります。三男にも次男にも感じる頑固さは、僕の遺伝に違いない。

この妻が凄い

大学時代に出会い、社会人になって結婚した妻。いろいろあって話し合った結果、結婚式は行わず、入籍と親族のお披露目会、そして友人とのお食事会をしたのが2003年。今年の7月11日で、18年目となりました。

僕からすると、妻のすべてが凄い。
ストレスから身体を壊した時も、カウンセリングの勉強を始めた時も、会社を辞める時も、個人の仕事がうまくいかなかった時も、仕事の悩みで押しつぶされそうになった時も、ずっとずっと支えてくれたから、今の僕があります。
相談をすると、ズバッと核心を突いた言葉を投げかけてくれます。
「結局は、あなたがどうしたいか、だから」と。
いろんなセミナーを受けて勉強をしてきたつもりだけど、すぐ近くに一番凄い先生がいた、と何度も思いました。

あと、料理もうまいです。「味付けは、適当」とか言いながら、おいしくなかったことは一度もない。僕も料理はするけれど、何倍も早く、手際よく、そしておいしく作ってくれる。ただただ、感謝です。

この僕も、凄い?

子どもたちの凄いところを話したついでに、聞いてみました。
「じゃあ、僕は?」
「うーん。モノを大切に扱うところ、かな。物持ちがいいやん。」

確かに、服でも靴でも身の回りものでも、基本的にずっと使い続けます。机の周りを見渡して、一番年季が入ってるのは、色鉛筆。F1の赤い車が描かれた鉄製のケースに入った色鉛筆は、確か小学生時代に買ってもらったもの。とっても短くなった色もあるものの、まだまだ現役バリバリで使えます。
多分、中学生以降には使うことがなくなっていたけど、大事に取っておいたのを実家で見つけて持ってきました。今は、毎日のモーニングページの片隅に小さなイラストを描くのを習慣にしていて、この色鉛筆で仕上げています。

・・・って、あんたの凄いところはそれだけ!?
と突っ込みたくなったら、心の中で僕の凄いところを探してもらえたら嬉しいです。

家族のことって、外で誰かに話すときには、どちらかと言うと謙遜する感じになるイメージがあります。あんまり言い過ぎたらウンザリされるかもしれないけど、みんながそれぞれ身内自慢をするのも悪くないんじゃないかな。

そりゃあ、多少はグチがあってもいいけど、うちの家族ってこんなに凄いんだよと語り合うのが心地よくなるような関係を、広げていけたらいいなと思います。

毎週テーマを決めて共同運営を続ける日刊マガジン『書くンジャーズ』。
今週のテーマは、【 この〇〇が凄い 】でした。

昨日はみんなで海に行った家族について語ったのは、土曜日担当の吉村伊織(よしむらいおり)です。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

他のメンバーが語る凄いもの、まだ読んでない人は、こちらで読めますよ。

それではまた、お会いしましょう。

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