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ウソツキクラブ短信

地域でお世話になっている人からのオススメ本。
共通して尊敬している河合隼雄先生の作品。

今回は、大牟田雄三さんとの共著・・・ってことになっています。

福岡に住んでいると「おおむた」って読んでしまうけど、
このお名前は「おおむだ」と読む必要があります。
「おおむだゆうぞう」さんです(笑)

ウソツキクラブは、河合先生の著書に時々出てきます。
河合先生が会長で、大牟田さんがウソツキクラブ短信の編集長。

二人は、生まれた時からの無二の親友で、容姿は瓜二つ。
同級生や親兄弟までも欺いたりしていたそうです。

ここに、大きなヒミツが隠されています。。。

あんまり書くとヒミツがバレてしまいそうなので、何がヒミツかは読んでのお楽しみということで。

ホントみたいなウソと、ウソみたいなホントの話がいっぱいの短編集。

ウソがバレバレな話も多いけど、中にはどこまでがウソかホントか分からないものも。

ちょっとした空き時間に読めて、いい気分転換をさせてくれます。

心の専門家が語る「ウソ」。

誰かを傷つけたり、陥れたりするようなウソは許せないけど、ユーモアで人の心を楽しませるウソもあります。

人の心の中にある、マジメな部分と遊び心。
バランスが大事です。

楽しいウソを楽しめるような人でありたい。
そう思わせてくれる作品でした。

読書のきろく 2020年9冊目
「ウソツキクラブ短信」
#河合隼雄
#大牟田雄三
#講談社プラスアルファ文庫


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