吉村司

新規技術をどうビジネス化するか、そんなテーマで日々仕事し、仲間と酒会をしております。

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最近の記事

吉村昭記念文学館の企画展とトピック展

吉村昭記念文学館で行われている ・企画展「吉村昭の手紙」 〜5月15日 ・トピック展「吉村昭とボクシング」 〜4月17日 を母と見学しました。  実は父の最初の芥川賞候補作品はボクサーの小説「鉄橋」で私はこれを学生のころ読んでかっこえー、とうなった作品でした。  このトピック展によるとボクサーが登場する作品は「孤独の噴水」「十点鐘」と3作あり、実は「鉄橋」以外、私は読んでいません。私は父についての講演で白状していますが、父の作品371作品の中、半分も読んでいないのですが、ボク

    • インチキ・ライドシェア

      ライドシェア?ふざけんな。 インチキ・ライドシェア。 日本のだめなところがでたとおもっています。 何が安全のためだ。自分の車を使い、保険も自分の保険。 「本当のライドシェア」のほうが安全ですわ。会社のドライバーは事故を起こしても会社の責任。どちらの方が安全意識が高いか明白だ。 Uberなどはドライバの対応もランク付けされてしまう。だめなドライバーは一目瞭然。 気に入ったドライバーが見つかったら毎回指名できる。 そんな競争社会、日本のタクシー会社はおもしろくない。保身and既得

      • なんでも2倍にする(日本の処方箋)

        馬鹿なことを言いますが半分本気です。 この年、初めて最低賃金が1000円/時を超えましたね。私の地元のマクドナルドの時給は1150円でした。 でもアメリカは2500円でしたっけ?2800円? 日本でビックマックは450円。アメリカは800円?もっとかな? そこで提案なんですが。 日本のすべての給料、料金、をいっせいのせっ!である日から2倍にするのです。給料を二倍にしても黒字の価格にする。 抜け駆けなし。そこっ!抜け駆けは禁止。違反にしますよ。 社員、アルバイトにも2倍お支払い

        • 石川真生写真展

          沖縄の石川真生写真展 「私に何ができるか」12月24日まで NHKで紹介された写真家 石川真生氏。(72歳) 愛用のPENTAX中判カメラのシャッター音が全国に流れた。  恥ずかしながら知らなかった写真家であったが、その才能を放送で垣間見、参じた次第。 米兵を撮りたい一心で黒人バーで働く。兵士と親しくなって行くと「被写体と写真家」の関係ではなくなっていく。 人物とカメラが近い!ストロボ直当て。米兵の褐色の裸体も撮っておられ、氏しか撮れない作品群だった。 私は無料の写真展示会し

        吉村昭記念文学館の企画展とトピック展

          麦飯と、とろろは最高傑作

          お店で目頭が熱くなったのは何年ぶりだろうか? 感染症防止、人手不足が原因でタブレット注文が普通になって来ています。  「ねぎし」さんは店員さんが所狭しとステップし、矢継ぎ早の注文をとっている。誠に明るく溌剌とし、私は3名のプロフェッショナルとお話しさせていただいた。  気持ちを明るくさせていただきました。。  お茶のおかわりはいかが?と再び言われた時、不意に目頭が熱くなった。素晴らしいお店。ありがとうございます! インタビュー開始。  店内はモダンだし清掃行き届き、壁にシ

          麦飯と、とろろは最高傑作

          井津建郎氏にお会いした。11/26

          富士フィルムに特注したモノクロフィルムは14x20インチの巨大シート。このカメラにセットされる。 氏曰く、フィルムは既に一生分を発注し、最適温度で保管されているという。 引き伸ばし不要、そのままのサイズでプラチナプリント。 クオリティーがすごい。光子を感じる。 一日に撮影枚数は1カット、多くて4カットという。デジカメで一日に100枚以上撮影してしまう私は頭を殴られた感。写真展でこれだけ長時間滞在したのは私にとって初めての経験でした。 ブータンの子供達を撮影した作品群、素晴らし

          井津建郎氏にお会いした。11/26

          印鑑がなくならない国

          お振込みには印鑑が必要ですと。 紙に押すのかなと思ったらスキャナーだ。 この国は印鑑がなくならないようにテクノロジーを使う。笑 スキャナーはBluetooth搭載。即、銀行員さんのラップトップに鮮明な印鑑画像が送られていた。

          印鑑がなくならない国

          ハマスとイスラエルの戦争

          ハマスが突然、数千発のロケット弾をイスラエルに発射。そして壁を乗り越えコンサート会場を急襲。人質を200人以上拉致してガザ地区に、。  当初、イスラエルには自衛権があるとして世論はイスラエルよりだったと思いますが、今やイスラエルに対する逆風が顕著では? それは映像の力です。ガザの悲惨な映像が「中東のCNNとの異名を持つアルジャジーラ」を中心に世界中に発信。危険を顧みずどんどん撮影されていく。 やはり映像の力は絶大だと思います。 例えば病院の電力が途絶え、少しでも暖がとれそうな

          ハマスとイスラエルの戦争

          孫のレポートはしない

          先日、お孫さんが生まれたのだから写真を投稿したら?と知人が。 冗談ではない。手前味噌という単語を知らんのか? その昔、知人宅にお招きを受け、行ってみると延々と結婚式のビデオを見せられ、子供のアルバムを見せられ。 曰く可愛いでしょう?と。は?どこにもいる子供ではないか。 翌月も違うお宅にいくとまた手前味噌ビデオ、。 ウンザリだ。 パーティでしょ、ビールはどこ?語り合わないの? ソニーのハンディカムが爆破的に売れていた時代だからソニーの功罪である。 そのトラウマがあるから、私は成

          孫のレポートはしない

          戦没画学生慰霊美術館を訪れる

          美術館に来た。衝撃だった。  昨年、私は広島の原爆資料館を見学しましたが、それ以上、記憶に残る館になりました。  広島の資料館は例えば「人影の石」のように当時の原爆の凄まじさを見せ、よって生身の人間はどんな状態になってしまったか、見学者に想像させる館だと思います。  しかし亡くなった人々の人格や生きていた様を見せるものではない。数千度に達する閃光が、人体に与えた影響を見学者の脳内に映像させると言ったらいいでしょうか。  しかし、この美術館は戦死した多くの美大生が生前に書かれた

          戦没画学生慰霊美術館を訪れる

          映画シンドラーのリスト

          シンドラーのリスト 昨日、初めて鑑賞した。スピルバーグ監督作品。 https://youtu.be/mxphAlJID9U?si=8SO_WUbKBkEPgFMz スピルバーグはそれまでEtという作品を撮ったが、彼曰く、もう2度と宇宙人が子供と一緒に自転車に乗り満月の夜を飛ぶような映画は作らないだろうと言った事を覚えていたので、いつかは鑑賞したいと思っていた。 スピルバーグもユダヤ人である。だからシンドラーに対する感情は人方ならぬ想いがあったと思われる。 重厚で素晴らしい映像

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          眼科に行き、ビール

          糖尿病ゆえに目の定期検査をすすめられている。 半年に一度と言われていますが、忘れてしまう。 瞳孔を薬で開き、眼圧、眼底写真、そして女医様に強烈な光を当てられ、眼球内をくまなく探索される。 異常なし。 「まあ、輝いてるわ」と。 年齢の割にはということでしょう。僅かな出血痕なく曇りもないようだ。 ビール輝き、無数光彩を放つ。 私がビール好きなのは目が健康であることが多分に影響していると思う。

          眼科に行き、ビール

          日本医家伝

          父の作品「日本医家伝」新装版が届く。8月22日発売。 父がなぜこの作品を書くに至ったか、その経緯を綴った「巻末エッセイ」も収められている。そのエッセイには父を突き動かした文芸雑誌・早稲田文学の編集長、岩本常雄氏について書かれている。 「力のこもった作品を書いてください。良ければのせます」。 名編集者にそう言われ父は3ヶ月かけて競馬の騎手を主人公にした60枚の短編を書き、岩本氏に持参した。その場で読みはじめた岩本氏。 「いけませんねえ、こんなものを書いちゃ」 父は羞恥、悔しく、

          日本医家伝

          核兵器をなくすためには

          「我々は核兵器のない世界ではなく、   戦争のない世界を目指すべきです。」     マーガレット・サッチャー 1925-2013 平和記念公園で被曝された方の説明を思い出します。 「核の抑止力が戦争を回避する?では世界の全ての国で核を持てばいいのか?違うでしょう!」 誠にその通りですが、その通りなのですが、ソ連時代、ウクライナには約1500発程の核兵器があり、独立を条件にロシアに全て移管。もしウクライナに核兵器が1発でも残っていたら、ロシアの武力侵略はなかったかも、というi

          核兵器をなくすためには

          空間コンピューター現る

          頭が混乱している。今朝、Appleの発表動画を寝床で見始めたが、途中で止めた。 少し待ってくれ、もう少し時間をくれ。再生を止めた。 私はソニー時代、VR/ARをやってきた端くれだ。写真は1998年の私。将来はインフォメーショングラスを装着して美術館を鑑賞するであろうという予言を仲間たちと行った。  ミロのビーナス(写真右)は実は腕があった説あり。発掘されたとき、腕は失われていた。試作のHMDで見ると解説とともに腕が復活するのだ。次世代の美術館鑑賞である。 ソニーはHMDを何度

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          AppleがまたHMD

          本日の夜中。 Appleからヘッドマウントディスプレイが発表される。 またかー。うれないよーーん。 ビジネスモデルもうまくいかない。 もうさ、私に相談してほしいのだわ、リリースするまえに。 モニターしてくれ、というのなら受け取ってもいい。 動画編集に使えるらしいのでインタフェースとして使ってみる。 VR/ARではうれないよーーん。 何度言ってもわかってくれない。やることがなくなってくると必ず手を出すのだ。

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