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とめはねっ!鈴里高校書道部を読んで

先日、やたらと読みたくなったので2階の本棚から出して読みました。

これは始め「週刊ヤングサンデー」で連載されてましたが、後に「ビックコミックスピリッツ」に移籍し、隔週連載されました。
2010年にはNHKにてテレビドラマ化に放送されましたね。

ウィキペディアより

単行本


とめはねっ!鈴里高校書道部 1、2巻


とめはねっ!鈴里高校書道部 3、4巻


とめはねっ!鈴里高校書道部 5、6巻


とめはねっ!鈴里高校書道部 7、8巻


とめはねっ!鈴里高校書道部 9、10巻


とめはねっ!鈴里高校書道部 11、12巻


とめはねっ!鈴里高校書道部 13、14巻

感想

久しぶりに読んだらかなり面白かったです。
一番心に残った言葉は…


「迷いながら ぶつかりながら 揺れながら 過ごした日々を いとしく思う」

とめはねっ! 14巻 62ページより

です。
これは主人公のユカリが書道部に入部してから今までの事を思い出しながらメッセージとして漢字かな交じりの書で書いて「書の甲子園」で大賞を受賞して驚いた姿を見て私は目に浮かびました。

そして、もう一つは…

「ただ一本の線を書く」

とめはねっ!14巻 166ページより

これは授賞式の時に席上揮毫でユカリと結希が書いた漢字かな交じりの書です。
2人のコンビレーションが素晴らしいですね。

最後は…

筆をそこにトンと打つと「点」になりますよね。
それから筆を動かしてはじめて「線」になります。
その「線」を組み合わせていくと字になります。
でも、筆で書く線はいつも全く同じではありません。
少しずつ違います。同じ線は二度と引けません。
だからいい字を書くために一本一本の線をしっかりと大切に書こうと、
そういう気持ちを込めて書きました。

とめはねっ!14巻 16ページより

ユカリのスピーチが素晴らしかったな。

最後の書き下ろしのBoy Meets Girlsは面白かったな。
書道パフォーマンスが見ているだけで楽しそうだったもん。

これは傑作なマンガでした。

興味のある方は是非読んでくださいね。

それでは。また書きますね。