"行きたくない"から始まる親子の価値観のギャップ
今回は、SUNのお子さんをもつEARTHママからの相談事例です。
5歳の息子ちゃんが体操教室に通っています。うまくできないことがあると、「もう行きたくない!」と泣き出して癇癪を起こしてしまいます。
お母さんは一生懸命励まし、家でも練習させようとします。少しずつ自信をつけて欲しいという願いからです。
でも、翌日になるとまた同じことの繰り返し…。この状況に、お母さんは悩んでしまいます。
「行きたくないからといって休ませると、この子は自信のない子に育ってしまうかも…。」
どうすればいいのかわからない葛藤を抱えています。
実は、この親子の間には大きな価値観の違いがあるのです。
EARTHママの特徴
「こうでなければならない」
「答えを探さなくちゃ」
「いつも周りと比較してしまう」
「効率よくちゃんと進めたい」
そんな気持ちで日々を過ごしているのがアースのママです。一方、
SUNの息子ちゃんの特徴は
「今この瞬間が大事!」
「理由なんてない!」
「こだわりも特にない」
「どうしようかな?と感じるのは今の気分次第」
そして
「まぁ、どうにかなるよね」っていうポジティブさ。
SUNの息子の悩みを解決する方法を考え始める真面目なEARTHママは、何とかしないと!と必死で思考を巡らせます。結果がでないとまた違う方法を考えます。
自信がないから行きたくないんだ、と思うEARTHママの気持ちは痛いほどわかります。私もEARTHタイプですから、こんな子育てをやっていました。
でも、サンのお子さんには、練習を一生懸命やらせて自信をつけること、よりも優先してほしいことがあります!それは
「どうやったらその場をしのげるか」という生活の知恵のようなものです。
たとえば、
「笑わせることができるってすごい才能だよ!」とポジティブな視点で伝えてみたり、「笑われることは恥ずかしいことじゃないんだよ」と、別の見方を教えてあげたり。
コミュニケーションの取り方
コミュニケーションを上手く取るというのは「相手の気持ちを理解する」ことです。
相手が喜ぶ言葉、納得できる表現、イメージしやすい方法を選んで伝えるには、まずは相手のことをよく知ることが大切なんです。
お子さんの個性を理解し、その子に合ったやり方で接していくことで、親子関係がもっとスムーズにいくはずです。
これは仕事でも同じです。
アースの上司にサンの部下がいたら、きっとサンの感情や行動の変化にイライラすることが多いかもしれません。
でも、この違いを理解できたなら、ストレスは驚くほど減るでしょう。
親子の関係も同じで、お互いの違いを理解し合えば、無理に押し付けることが減り、自然と親子の絆が深まるはずです。
早い段階で知っていれば、親が自分の価値観を押し付けることも、子どもの可能性を否定してしまうことも、ぐんと減るんじゃないかと思います。
誰が悪いわけではなくて、結果として「気が合わない」「ストレスを感じる」というのは、生まれ持った価値観のズレがあるからです。
だからこそ、個性心理学の楽しさ、面白さをこれからも伝えていきたいと思っています。ちょっとしたアクションが、親子関係や人生を大きく変えるきっかけになるんですよ!
今回、この事例をお伝えしたかった理由は、このEARTHママから次のような嬉しいメッセージが届いたからなんです。
『最近息子の行動パターンが分かってきました!いつもなら仲のいいお友だちが休むと"行きたくない"と言い出すのですが、ふざけた面白い話をしながら体操教室に連れていったら、他のお子さんの輪にすんなり入っていったんです。しかも、ドヤ顔で(笑)』
息子さんの一言一言に感情が左右されなくなって、余裕が生まれた、とのことでした。
お子さんの個性を理解し、成長を見守るための一つのヒントとして、お役に立てれば幸いです^^
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