見出し画像

Webエンジニアへの未経験転職について1年後のふりかえり

こんにちは、新米エンジニアのよしこ @k2_yoshikouki です。

この記事はかごんま🌋 Advent Calendar 2020の最終日の記事です。


今回は、もうすぐ私がエンジニアへの転職を決めてから一年が経過する(転職の決意自体はそれ以前)ので、何をやったかについてふりかえりをしたいと思います。

Twitter で質問をいただくことも多いので、今悩んでいらっしゃる方の参考になれば幸いです。


お前は何者か(前提の話)

私は今年の3月まで、親が経営している介護保険施設で、理学療法士兼経営者の立場で勤務していました。場所は熊本の球磨郡錦町(人吉市の隣町)という人口1万人くらいの田舎町で、エンジニア系の勉強会や集まりなどは車で1時間半かけて熊本市・鹿児島市へ出ないと参加できない立地です。


昨年8月、とあるきっかけで退職を決意しました。そのときから現在の Twitter アカウントを作成して転職活動を展開していきました。

画像1


転職活動初期(昨年12月まで)

当初は「IT系の業界に挑戦しよう」とざっくり考えていて、1-2ヶ月ほどはネットやTwitter・Youtubeを中心に情報収集を行っていました。


それから、熊本市・鹿児島市のIT系の勉強会に片っ端から参加していました(週1〜2の頻度)。すべて情報収集と人脈形成のためだったのですが、功を奏しました。これがなかったら現在の転職は成功していなかったと思います。

− 鹿児島.mk に毎回懇親会まで参加
− チーム・ヒラマサに出会い、デザイナーとして加入
− サクラジマハウス2020でLT参加(今年2月の開催)

この他にも、#勝手に鹿児島大使 に参加してGMOペパボ代表取締役社長のケンタロさんに顔を覚えてもらったり、鹿児島Ruby会議に3次会まで参加してあんちぽさんのテーブルに座って顔を覚えてもらったりしていました。
(研修にはコロナが本格化する今年2月まで参加しました)


また、昨年の10月頃基本情報技術者試験の申し込みが丁度あっていたので、「資格は転職に有利になるだろう」という思惑から受験をしました。結局「少しは有利になったかもしれないが有効な手立てではなかった」という結果になりましたが、この学びのおかげで学習が捗ったことも多いので、受けてよかったなと思います。


この時期をまとめると、まだエンジニアになろうと決めてはおらず、デザインについての勉強をしながら色んな場所に顔を出すということを繰り返していた時期でした。


転職活動中期(年始〜2月末頃)

しかし、年末になるにかけて「このままではIT企業(というよりGMOペパボ)へ転職できないのではないか」という焦りを覚えました。理由は色々あったので割愛しますが、年末にゆっくり考えた結果「よしエンジニアになろう」と腹をくくります。それからRailsチュートリアルを始めました。


前職の経験で Wordpress や FileMaker などには触れた経験があったからか、 Rails チュートリアルは巷で言うほど難しく感じませんでした。エラーに躓くことは数え切れないほどあったのですが、Google 先生に頼ってどうにか解消しました。

ただ今になって思うのですが、 Rubymine は始めから買っておいたほうが良かったなと反省(後悔?)しています。有料ですが、これがあれば詰まらない+もっと効率的に学習できたでしょう。


Rails チュートリアルは「1/8 に初コミット 〜 2/13 に最終コミット」という感じで終わらせました

(私の草の状況。Jan-Feb の緑がチュートリアル履修時のコミット)

画像2


転職終期(3月〜就職まで)

2/15 からポートフォリオの制作に取り掛かりました。制作・提出したものはこのリポジトリです。


先程の草の状況を見ていただければ分かりますが、チュートリアル後の1ヶ月は退職の手続きや引っ越し準備のためコミットが少なめになりました。代わりにポートフォリオで何を作るか・何の技術を採用するかなどを考えることをメインで取り組んでいます。このときに「ここまで作ったら求人に応募しよう」とざっくりゴールを決めました。

そして3月中旬には色々落ち着いたので、本腰を入れてポートフォリオ制作に取り掛かりました。
このときに意識したのは以下の点です

− Rails チュートリアルから特徴のある機能を追加する(コピーで満足しない)
− モダンな技術を(Docker・CI/CD) を導入する
− 詰まったところは Qiita でケース報告する
− 申し訳程度にPRで進捗管理する


3週間前後でどうにか人前に出せる状態に持っていき、GMOペパボの求人応募のポートフォリオとして提出しました。それから面接を行い、奇跡的に採用していただいてから今に至るという感じです。

面接時の話はGMOペパボのHRブログにも載っているので、よければ御覧ください


まとめ

長くなってしまいましたが、以上で私が未経験転職するために何をやったかについてのケース報告とさせていただきます。


鹿児島市内でフリーランスエンジニアとして活躍しているくすたん @qst_exe(今回のアドカレにも参加していますよ!)と飲んだときの話題で「地方であっても仕事を獲得するための話」を聞いて共通しているなと思うことは、「やっぱりヒトとの繋がりが一番大切だよね」ということです。それが全てとまでは言いませんが、ヒトとの繋がりを大切にして最大限自分のために活用することができれば、地方であってもWeb系エンジニアへ未経験転職できるんだと思います。

私の場合、その繋がりが鹿児島.mkチーム・ヒラマサでした。


この記事がどなたかの参考になったり勇気に繋がると良いなと思いながら、そろそろ公開しないと25日公開に間に合わないぞと焦っているので終わりにしたいと思います。


それでは、良いお年を!!1

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?