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1年前に書いていた自己紹介文は、もう今では当てはまらない

1年以上前からnoteは書きたいと思っていた。そのときの下書きを読んで、たった1年ちょっと前なのにわたしの人生は大きく変わったと思った。だってこれは病気が発覚する前に書いた記事だから。

だってそのときは、子供を授かるために仕事を辞めたんだから・・・・・・。

少しだけ遡ってみよう。

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ずっとずっと始めたかったnote。このページを書くだけでも書いては消しを何度したことか。

でも何よりはじめての投稿記念ということで、まずは自己紹介からしていきたいと思います。

1. 岡本佳子ってどんな人?

私は41歳旦那と2人暮らしの普通の主婦です。
いわゆる『主婦』になったのは3ヶ月前。
約6年勤めた(株)CRAZYを2020年3月末で退職。

それまでは世の中でよく言われる家庭を顧みない男と同じように仕事に没頭をしている主婦?いや、女でした。

でも本当は、女性も自分のやりたいことを諦めずに家庭と仕事を両立する!を実現させるためにがむしゃらに頑張っていたところがある。

34歳に結婚して、すぐに子供がほしかった。世の中でいう妊娠適齢期は瞬くまにどんどん過ぎていった。すでに34歳では遅いほうですけど...。

忙殺される日々の中でも、有り難いことに会社に仲間に理解してもらいながら、妊活と向き合ってきた。授からないまま6年という月日が過ぎた。

もともとお気楽な性格なので焦ることなく時を過ごしてきたときに1年ぶりに訪れた病院で言われた一言が大きく人生を変えた。


『今まで何やってたんですか。もう時間ないですよ。』

あれ!?私ってやばいんだと気づいたのが40歳。
それから改めて今、この瞬間に手にしたいものって何なんだろう。と考え、いきついたのが、『子供』だった。

もちろん、絶対に授かるわけでもないし、授かる率なんて数%...。

それでも6年間仕事と家庭を両立して取り組んできて、できなかったんだから、どちらかに絞るのがいいんじゃないかって、すんなりと自分の中で決断することができた。今までこれがで決断できなかったから。

働きたいと思ったら、また働けばいい。
今は子供を授かるための期間として、自分が心地よいことストレスなく時間を過ごすことを考えたいと。
そんな決断をしたのが去年の11月。

退職は2020年の3末。コロナ禍と一緒になったけど、今は本当に純粋に自分の心が喜ぶことだけをして、日々過ごしている。

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なんてことを書いていた。

それが1年前の9月11日、180度人生が変わって、子供を産めない体になってしまうのだから・・・・・・。
人生って本当になにが起こるかわからない。
今書くなら自己紹介文も違う感じになるだろうな。今度書いてみようっと!

#書く習慣  #癌 #腹膜偽粘液腫 #不妊治療 #今を生きる #抗がん剤治療

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