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【HSP】マインドフルネスで整える

主に繊細で生きづらさを感じる方へ、
「マインドフルな状態を作ると、
いかにご自身が整っていくか」

ということをお伝えしたいと思います。

マインドフルネスを取り入れることで、
感覚や感情的な過敏症を
軽減していくことができる
からです。

●マインドフルネスの誤解

マインドフルネスということに対して、
一般的に誤解されているイメージを
いくつか挙げてみましょう。

〇心を空っぽにして考えを止める?
〇自分自身の見たくないことから逃げる?
〇くつろぎや息抜き?
〇なにかスピリチュアルな超越体験?

どれともちょっと違うかな。

マインドフルネスであるというのは、
いまこの瞬間に
ありのままの注意を向ける

ということです。

私たちの思考は無意識のうちに、
繰り返し身につけてしまっている
「クセ」のようなものがあります。

そこから自由になって
本来のあなた自身の心の純粋さへと
還っていくのがマインドフルネス

単なるリラックスの方法でもないし、
もちろん現実からの逃避でもなく、
スピリチュアルな特殊な体験というわけでもない。

外の音、たとえば犬の鳴き声が聞こえてきたり
自動的な思考の流れで食べたいものが浮かんできたり
するかもしれません。
そうしたら、「あるね」「浮かんだね」と
そのまま認めて、
また「いまここ」へ意識を戻せばいい。

心にかかっているもやをとりのぞいて、
意識的に「いま」にフォーカスする
のが
マインドフルネスです。

●自分を整えるってどういうこと?

よくマインドフルネスは「自分を整える」
と言われます。
しかし、それってどういうことかな?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

「自律神経を整える」
「自分の心を整える」

という表現ならばしっくりくるでしょうか。

自動思考によって生まれてしまう
心のもやをクリアにして、
おおらかで穏やかな状態が
「整っている」状態と言えるでしょう。

マインドフルな状態であると、
ストレスに対して強くなり
不安などのネガティブ感情の影響を
受けにくくなると言われています。

HSP(過敏な気質の人)さんは、
神経が高ぶりやすく、
自律神経の乱れがある方も多いでしょう。  

『いまここに満たされてあること』
という状態を作れるようになると、
自律神経のバランスも安定し、
ストレスを軽減できるようになります

また怒りや悲しみ、不安といった
さまざまの感情にふりまわされず、
動じにくくなる
効果もあります。

自律神経はフィジカルな反応、
心はメンタルな反応ですが、
それら両面に効果があるのが、
マインドフルネスなのです。

私の使う「整った状態」という言葉は、
フィジカル、ハート、マインド、ソウルを
総合的に見てバランスの取れた状態
にすること。

繊細な方、過敏な方というのは、
自分を守ろうとするために、
無意識に力が入ってしまうなど、
負荷がかかってしまっています。

エネルギーをそちらに使ってしまいがち。

やる気が出ない、
疲れやすいと言った反応は、
エネルギーが枯渇していることを表します。


適切な自尊感情を持ち、
自分を受け入れていける心
を育んでいきたいですね。

マインドフルネスで生活の質を上げることが出来れば、
内側にエネルギーがみなぎってくるはずです。

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