【HSP】共感性と過剰同調・1
HSPとは
The Highly Sensitive Personの略称です。
簡単に言えば、とても敏感な人。
この分野で有名なアーロン博士によれば、
HSPは15~20%の割合でいる、
生まれ持った気質ということになります。
HSPの人のあるあるとして、
共感性が強いという特徴があります。
表情や声の変化のような些細な変化から、
人の気持ちを読み取ってしまう。
複数の人がいる場所で、
その場の空気を察知してしまう。
そんなことが起こります。
本人にとっては生まれ持った感覚です。
時として自分の感じとっている感情、
イライラ、悲しみ、もやもや、
なんだか居心地悪いようないがらっぽさなどが、
自分由来なのか、
外から来たものか、
わからないことがあります。
たとえば、
人ごみで具合悪くなってしまうとき。
たくさんの人の思念やエネルギーに触れて、
あたかもスポンジのように、
それらを吸収してしまうことからきています。
流れ込むように、情報が、
自分のエネルギーフィールドに入ってきてしまう。
どうして人が多い場所で具合が悪くなるのか、
気づいていない人もたくさんいることでしょう。
なぜかわからないけれど、
自分は人ごみに弱いな、
すぐに具合が悪くなるな。
そう思っている人も多いんじゃないでしょうか。
共感性、同調性の高さは、
相手の心に寄り添う能力の高さです。
喜びや楽しい感情、幸福感……
そういったポジティブな感情も、
強く感じることができます。
これは、HSPの素晴らしい点です。
しかし、
生きるのに支障が出るほど同調してしまうと、
「過剰同調」となってしまいます。
過剰同調については、
次の記事でまとめてみます。
続く
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