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自分のしたいようにしよう(私の恋愛から思ったこと)

自分がしたいようにした方が絶対いいです。そう強く思うようになったきっかけは、いまから10年以上前の20代前半の頃に知人に恋愛相談をした時でした。

私よりも年上の人達に恋愛相談(ほぼ愚痴)をしたら「そんな奴とは別れた方がいい!」と言われました。まぁ、当然ですよね。ほぼ愚痴を聞かされたら誰だってそうアドバイスすると思います。

その時に私は悩み疲れていて、完全に投げやりになっていました。改善策を考えることや、別れるか仲直りするかを判断することを放棄したくて仕方がなかったんだと思います。

私よりも年上の人がそこまで言うなら別れようかなぁと思ったんですよね。そして、実際に当時お付き合いしいた人と別れました。アドバイス通りに別れたんです。

「別れました」

そう強くアドバイスをした人達に別れた報告をしたら、なんと、その人達から距離を取られてしまいました。

「え?ほんとに別れたの?」

と、ちょっと引いたような怖がられたような雰囲気で返答が返ってきました。てっきり「よかったね!」って言われると思っていたのに。

もうね、めちゃくちゃビックリしました。私のことを真剣に考えてくれてのアドバイスではなくて、『そう思ったからそう言っただけ』だったんですよね。私が彼氏と別れたという事実は周りの人には全く関係ないことだったんだなっと痛感したんです。少しだけでも自分に関係していることとして対応してくれるのかと思ってました。

その後の私はどうなったかというと、心が空っぽになりました。

「私何がしたかったんだろう。何で別れたんだっけ」

そんな無力感でいっぱいになって、数か月ぽーっとしました。無気力な日々が続きました。

自分で何も考えないで人の意見だけを採用しても、全然何の感情も沸いてこないし、何の後悔も反省も喜びも悲しみも得られなかったんです。未来に何も活かせられない経験になってしまいました。

そんな味が何もしない経験をしてから、自分の意見を大事にするようになりました。自分の人生を自分のしたいようにすると、たとえ理想通りにならなくても何かしらの気付きがあります。「もっとこうすればよかった!」とか「なんであの時あんなこと言ったんだろう」とか「次はこうしてみよう」みたいな学びもあります。

また理想通りになったり、理想以上の結果になったりしたら自分への信頼とか愛着が増していくことにも気付きました。「私にもこんな素敵なところがあったんだ!」とか「こんなところが得意だったんだ!」という発見は経験を通さないと気付けないことだから。

勘違いしないでほしいのは、他人のアドバイスは全無視!ってことではないです。

他の人からアドバイスをもらいつつ、自分がどうしたいかも明確にしつつ、自分が取る行動を自分で決めることが大事ということです。一緒に自分のしたいようにしていきましょう。

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