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心の平穏に必要なものは、たくさんの依存先

大前提として、人は弱いです。

どんなに屈強な人でも一人では生きていけ,ません。だから、たくさんの人や物に助けてもらうことが絶対に必要です。

ただ一人で頑張れる人、頑張ることが得意な人は、自分だけではどうにもならなくなったタイミングで誰かに助けを求めることが多いんじゃないでしょうか。

その時に助けてもらえないと、「どうせ私は愛されていないんだ」「私なんてどうでもいいと思われているんだ」と自分を責めてしまうこともあります。

ただ助けを求められた側も、その時に助けられない事情がある場合が多くあります。

助けられる能力がなかったり、余裕がなかったり、そもそも助けてもらいたいことに気付いてないなんてこともあります。

大変な時だけじゃなくて、日頃からたくさんの人に助けてもらって「私は一人じゃないんだ」と気付くことが大切です。

『助けてもらう』という言葉だと、大変な時しか頼れないというニュアンスを含むので、『依存しちゃう』くらいの気持ちで丁度いいです。

頑張り屋さんほど、遠慮せずたくさんの人に依存してほしいんです。

依存先は、家族とか友人とか会社の人とかたくさんあればあるほどいいです。

もし旦那さんだけが依存先になっていた場合、仲が悪くなった時に一人で立っていられなくなります。

でも友人や親や兄弟もちゃんと依存先になっていると、夫婦仲が悪くなったとしても心の平穏を保ちながら冷静に対処することができます。

依存先は人以外にも作れます。仕事や推し活、旅行、読書、サウナなどの活動そのものにも依存してもいいんです。

私も子育てがめっちゃ大変で旦那さんと喧嘩中で「詰んだ…」と天を仰ぎたくなった時に心の平穏をなんとか保っているのは、親や姉や友人や仕事という依存先があるからです。

他にも、飲み物とか食べ物に依存してもいいと思っています。

私は気持ちを落ち着けたい時はパインアメに依存しています。集中したい時はコーヒーに依存しています。

「コツコツやっても全然意味ないかも…」と疑心暗鬼になった時は、NIziUの真っすぐに頑張る若い子達を見て、コツコツやることに勝るものはないなと考え直せています。NIZIUちゃんありがとう。


言葉を紡ぎ出すことに疲れた時は、藤井風くんの曲を聞いて言葉の持つ力を再確認して頑張る力に代えています。風くんありがとう。

依存先は目に見えるものだけでなく、神様とか仏様とかご先祖様とか守護霊とかもアリです。もうね、なんでもいいんです。

満月とか新月とか星とか占いとかもいいと思います。依存先になれそうなものは、依存しちゃってください。

依存先をどこか一つにしてしまうと、過激なものや刺激が強いものを選んでしまいます。一つの依存先で、しんどさや悲しさを支えてもらおうとするとやさしいものでは補えなくなってしまうからです。それは後々、心や身体にダメージが出てしまう場合もあるので、なるべく避けていきたいところです。

人は弱い生き物です。数えきれないくらいにたくさんの人や物や活動に依存することが大事です。

たくさんのことに依存しながら生きていくことこそ、自立なんだと思います。


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