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自己肯定感が自然と上がる方法

ありのままの自分を肯定できたらどんなにいいだろうと思ってきました。

学歴に劣等感を持っていても、仕事でたくさん失敗しても、恋愛が全然うまくいかなくても「どんな私も素晴らしい」と思えたら、毎日幸せに過ごせるのかもしれない…。

そんな淡い期待を持ちながら、どこかで自分には無理だろうと思っていました。

大好きな友人や、私の子ども達、一番信頼している夫には「どんなあなたも素晴らしい」と思えるのです。

ただ、自分に対してだけ一切そう思えずにいました。

そんなある日、尊敬している方々から立て続けに「あなたは素晴らしい」と言われてしまったのです。

尊敬している人から言われてしまった一言を、律儀な私は信じてみるという選択肢しか持ち合わせていませんでした。

その日から、私は素晴らしいんだと信じてみることにしたのです。

「私が素晴らしいのであれば、この場面ではどんな行動をするだろう」

毎日の生活の中で『人として欠落してる自分』ではなく『素晴らしい自分』として物事を判断し、行動していく日々が始まりました。

急に陽キャになることはありませんでしたが、確実に変ったことがあります。

それは自分に対して強烈なダメ出しがなくなったことです。

いつの間にかおっちょこちょいで失敗ばかりの自分を、ゆるりと受け入れられるようになっていました。

自分の中で欠点だと思うこと、直した方がいいと思うことも含めて「どんな私も間違いなくそこに居ていい」と思えることが、ありのままの自分を肯定することだと実体験と通して納得できたのです。

私が具体的にどんなことを考えてどんな行動をしてきたのか、お伝えしていきます。



1.欠点を隠そうとしない

今日からあえて欠点を隠さずに生活してみてください。

片付けが苦手なこと、料理がヘタなこと、金銭管理ができないこと、どう頑張っても服装がダサくなってしまうことなど、いままで隠してきたことや直そうと思っても直せなかったことをさらけ出していきます。

つまり告白です。

高校生の甘酸っぱい告白とは真逆の、ほろ苦い告白です。

「実は料理が…ヘタなんです」

「実はお金を…使い過ぎちゃうんです」

苦い。苦すぎる。

カカオ99%のチョコくらい激苦い。

なぜ苦い告白をおすすめしたいのかというと、欠点を隠す行動は自分に対して「欠点がある私は愛されないし認められないよ」と言い聞かせ続けている状態と一緒だからです。

自分自身に対するある種の洗脳です。

洗脳を解くには「信じていたことが全てではないんだ」と実体験を通して気付いていくことが一番効果的です。

欠点を隠さずに生活してみると、意外なことが起きます。

欠点をさらけ出しても思ったより怒られないし、嫌われないし、なんなら好きになってもらえることが増えてくるのです。

「欠点をさらけ出しても嫌われないんだ!」と繰り返し実体験を通して理解していくと、欠点があっても私は愛されるし認められていることに気付くはずです。

それこそ自己肯定感がポンと上がった瞬間です。

ほろ苦い告白の行き付く先は、ほんのり甘く優しい世界です。


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