【2】成長のスピード。
こんにちは。
今日は、学習や練習における成長の仕方について
考えてみました。
成長の仕方を考えてみた。
大学生の時、予備校でチューターのアルバイトを
していました。
40人ぐらいの生徒さんを担当していたのですが、
1年間その成長を見届け、
合格の報告をもらった時には本当に嬉しかったです。
自分自身の楽器や歌の練習や、
音楽教室で生徒さんを指導する時も、
成長過程には共通点があり、
全てはつながっているなぁと思います。
そして、これを知っているだけで、
随分精神面で楽に物事が運ぶ
という事も分かり、
いろんな場面で活用しています。
学習成長曲線
下記は学習の成長の仕方を現したグラフです。
有名なグラフなので、
どこかで目にされたことが
あるかもしれませんが、
学習における成長の仕方を表したグラフです。
このグラフのポイントは、
イメージしている成長の仕方と、
実際の成長の仕方にギャップがあるということです。
はじめてからしばらくは成長の度合いが低く、
ある時急激に成長の幅が大きくなります。
この伸びる時期がやってくる前に
やめてしまうと勿体ない、
ということですね。
私の実感としての学習成長曲線
下記のグラフは私自身感じる成長の過程と、
多くの生徒さん達を見てきての
実感としてのグラフです。
最初はある程度までは簡単に成長します。(図の最初の黄色の箇所)
余談ですが、この時期にどれだけ
「楽しく感じられる」か、
また講師としては「感じさせられるか」が
その後の取り組みに大きな差を
与えるとおもいます。
そのあと、やがて本当の実力に
直面することになります。(図の紫の箇所)
なんとなく出来ると思っていたのに
やってみると難しかった。
少し楽しくなくなったり、
謙虚にならざるを得ない期間です。
この期間は無心に練習や勉強の習慣を作り、
ひたすら繰り返すという時期だと思います。
よく「量を質に転化する」と言われる期間ですね。
そのあと何度かのいわゆる
「ブレークスルー」を経験し、
やがて最初は想像できなかった
レベルに到達します。
このグラフのポイントは
最後に期待値を実際が上回る点です。
繰り返し努力しないと見えない世界
「それぐらいやったら上手くなりますか?」
という疑問がわいたり質問をされたりします。
時には、
すべて説明を聞いて納得してから
動こうとしたりします。
上記のグラフを元に結論付けると、
ある程度まとまった期間、
繰り返し努力しないと見えない世界がある
と言えます。
つまり、
始める前はどこに到達できるかは分からない
という事ですね。
やった人にしかわからない世界。
ロマンがありますね。
以上、学習における成長の仕方について
お話させて頂きました。
お読みいただきありがとうございます!
本日の1曲。すごい歌声!!!!
こないだ拝見して、感動したので、是非ご覧ください!
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