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アメリカのヘルスケア

今日はアメリカの健康保険の事をシェアできればと思います。

先日、年に1度の健康診断に行って来ました。
アメリカの健康診断は、触診と血液検査。
年齢が上がると、乳がん検査や、大腸検査などが入ってきます。


この検診は、Internal Medicine doctor(内科の先生)に診てもらう。検診のほかに、基本どんな症状でも始めは、このドクターに診てもらって、Referral(紹介状)をもらって専門医に行く、と言う順序です。


新しい土地に引っ越したら、かかりつけのドクターを探しておくことはとっても大事なことです。でないと急に具合の悪くなった時に、Emergency roomUrgent Careに行くしかなくなってしまう。もちろん「緊急」の状態だったら必ずEmergency roomにお世話にならないといけませんが。。


アメリカの保険は年1の健康診断は、Out of pocket expense(実費)は
なしで見てもらえる。それ以外の診断だと、Copay、患者負担分の費用が決まっている。これも、自分の加入している保険の種類によって、異なります。


数年前までは、健康診断に伴う血液検査の費用もカバーされていたとおもっていたのですが、今回の実費は45ドルほどでした。詳細を見たら、血液検査の合計が、610.86ドル!!保険に入っていなかったら、これだけかかると言う事です。


よくアメリカは医療費での自己破産が多いと言われます。
血液検査だけでも、保険がなければ日本円にしたら10万円位になって
しまいますね。これで、手術となったら桁違いですし、救急車を
利用するのにも多額の料金が請求されます。


金銭的にもそうですが、患者さんの状態がある程度安定していると、すぐDischarge(退院)させられます。さっぱりしたものです。
私が出産をしたときも翌日、家に帰宅でした。
病院食、激まずだったので家に帰れてよかったですがww



アメリカのヘルスケアは完全なるビジネスだなと感じてしまいます。 それぞれの保険会社が、この治療はここまで費用がカバーされます、これ以上はあなたの負担です、を決めるのでどの保険に入るかで変わったり、ドクターや病院がどの保険をAccept(受け入れるか)を決めるので、自分お気に入りのドクターが、Acceptする保険を変更したりすると、費用は保険でカバーされないんです。


その場合は、違うドクターを探す。又は、どうしてもその先生にケアしてもらいたいとすると、全て自己負担ということになってしまいます。


なるべくヘルスケアにお世話にならないで過ごせる体を維持できるようにしたいものです。


海外旅行をする方が、増えてきているようですが旅行の際は、保険に入ることをおすすめします。医療費が払えなくて自己倒産もあるこの国、ちょっとした歯の治療も高いので、痛くなる可能性のある歯は治療してからお出かけくださいね:)


私はカナダで、ひどい歯痛になって歯科医にお世話になることがありました。当時、英語が全然できなくて大変な経験をしたのを覚えています。
みなさんは、そんな状況にならないようにお気をつけくださいね!^^

最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
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どうぞよろしくお願いいたします。


素敵な日をお過ごしください♪