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フルリモートワークをおすすめできない3つの理由

私は家で働くことが大好きです。ギリギリまで寝られるし、満員電車を避けられるし、夜ご飯を作る時間を確保できるからです。

最近、コロナが収束し、企業の出社比率が上がっているとの話をよく聞きます。Zoom社さえオフィスへ週2回出社することを義務付けているそうです。私も社の方針に従い、フルリモートではなく週に数回出社して仕事をしています。

最初は出社回数の増加に「面倒だな…」と思っていましたが、実際に出社してみると、フルリモートワークが個人のキャリア形成にとって望ましくないと感じるようになりました。以下に、その理由をキャリア形成の観点から解説します。

1.ワークライフバランスの調整が難しい

フルリモートワークでは、仕事場と生活空間が同じ場所になりがちで、仕事とプライベートの区別が曖昧になります。
これがワークライフバランスの崩れを招き、過労やストレスの増加につながる可能性があります。

広い家でリモートワーク環境を整えられる方は問題ないでしょうが、狭い家に住まざるを得ない人は辛い環境に身を置くことになります。
成果を上げてキャリアを形成していくために1番重要なのは自身の健康であることをお忘れなく。

2.チームビルディングが難しい

新しいメンバーの統合やチーム全体の一体感を醸成するのは、オンライン環境では難しいと考えます。一体感を持って仕事を進めるためには、同じ場所で顔を合わせながら話すことが重要です。特に新入社員は、オフラインでコミュニケーションを図ることが関係構築に役立ちます。

仕事は周囲の人と協力しながら進めるものであり、円滑なコミュニケーションのためにはオフラインの会議を活用して関係性を構築することがおすすめです。

3.得られる情報が不足する

オフィス内での雑談や情報共有が制約されると、得られる情報がMTGやメール・チャットの範囲に限定されてしまいます。また、社会人経験が浅い人は、仕事のデキる先輩を真似ることが成長につながりますが、フルリモートワークではその機会が限られるため、仕事の進め方やスキル向上の機会が制約される可能性があります。

以上の理由から、フルリモートワークはキャリア形成において好ましくないと考えています。個々の状況によって異なりますが、実績を積み重ねたり新しいスキルを身につけたりするためには、適度なオフィス出社がキャリアの発展に寄与することもあるでしょう。最適な働き方を考え、実践することが重要です。


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