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2023年9月の記事一覧

インボイス制度の基本を理解する(1/3)

インボイス制度の基本を理解する(1/3)

1:結局今までの免税事業者は導入した後どうなるか影響があるのは年間売上が1000万円以下の小規模事業者だけ。

売上5000万円以下の人は「簡易課税」ができる

ぶっちゃけ一般消費者向けの仕事してるフリーランスなんかは免税事業者のままで消費税込みの請求できる。

免税事業者が明らかに不当な扱いを受ければ公正取引委員会がカバー

2:そもそもなんですでに消費税が浸透しているのにあらためてインボイス制

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「Shrink! 」読む:解離性障害編

「Shrink! 」読む:解離性障害編

なんとか「アスペル・カノジョ」が完走できたのでちょっと自信が付きました。というわけで、今度はこれまた絶対に読んでもらいたいマンガ「Shrink!」を不定期に紹介します。これは発達障害関係なく対人関係に悩みがある人なら誰にでも役に立つマンガです。

こちらは精神科医が主人公のマンガですが、エピソードごとに独立しているので間隔が空いても大丈夫かなと思います。

一番面倒くさい「DID」を一番最初にやり

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NARUTO読む23-24 | サスケ君連れ戻しミッション②

NARUTO読む23-24 | サスケ君連れ戻しミッション②

サスケくんが自らの意志で大蛇丸の元へ向かい、ナルトたちのチームがそれを連れ戻しに向かう。

第一フェーズ大蛇丸は時間切れで他の人間に乗り移る。このため数年間はサスケの身体を手に入れることが不可能な状態に

ナルトのチームは、「次郎坊」と「鬼童丸」の二人を撃破して追いすがる

しかしここで五人衆最強の「君麻呂」が行く手を阻む

左近とキバ&赤丸、多由也とシカマル、ナルトと君麻呂の勝負

「リセット癖」と適応障害について

「リセット癖」と適応障害について


まずは赤坂アカについて
私は推しの子やかぐや様がそこまで好きではない人間で、当然「恋愛代行」もめちゃくちゃ好きというわけではないのだけれど、偶に出てくるこういう表現がめちゃくちゃ好きなんですよね。

「違いに対して敏感」というかどんな人間にもその人なりのロジックや行動原理がある、ということをちゃんとわかっている。

この作者さんは、西尾維新とか辻村深月と同じで、異能者とか変人とか悪人とかマイノリ

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アスペル・カノジョ読む12-2(完):人生がつらくて死にたくなった時、最終話だけでいいから思い出して読み返してほしい

アスペル・カノジョ読む12-2(完):人生がつらくて死にたくなった時、最終話だけでいいから思い出して読み返してほしい

完走できたー!!!!!

というわけで半月以上かかりましたがこれにて本作品完結!!!比較するのはアレかもしれませんが、やはりブリーチのときとは全然感覚が違う。最後まで語りきれるか自信なかったけど、最後まで語ることができてよかった。

何度も読み返した作品だし、最後まで投げ出しちゃ駄目だと思いつつ始めましたが、やっぱり途中はしんどかった……!

多くの人にとって興味なかったかもしれませんが、もしお付

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アスペル・カノジョ読む12-1:ラストバトル(2連戦の後半)終了

アスペル・カノジョ読む12-1:ラストバトル(2連戦の後半)終了

これが最終巻です。彼女を苦しめていた最も強い2つの悪夢「父親」「いじめ」のうち、「父親」は病死し、葬式も終えてなんとか1戦めは乗り越えることができました。つぎは「いじめ」問題です。

前にも述べた通り、斎藤さん自信はいじめっ子である池上との裁判はすでに和解で終わっている。齋藤さんを引き継いで池上を訴えた小倉の裁判を応援するという形でいじめの過去に向き合うことになるのだが…

果たして斎藤さんは2つ

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アスペル・カノジョ読む11-2:ラストバトル(2連戦の前半)開始。

アスペル・カノジョ読む11-2:ラストバトル(2連戦の前半)開始。

あと2冊、最後まで書ききるぞー。

9巻10巻の最悪な時期をなんとか乗り切った二人。

斎藤さんは清水さんの助けなどもあって仕事に出始めた。横井くんも、引きこもりから少し前進して斎藤さん意外の人とも付き合い始めた。

そうして、斎藤さんは20歳まで生き延びた。本当にもう駄目かと思っていたけれど、なんとか踏ん張って再び前進できるのかという希望が生まれつつあった。

このタイミングで、齋藤さんの父親が

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アスペル・カノジョ読む11-1:なぜ発達障害者を描いたマンガでNTR展開が……

アスペル・カノジョ読む11-1:なぜ発達障害者を描いたマンガでNTR展開が……

最終決戦「父親との確執」「いじめとの過去」を迎える前の最後のパート。ここが終わったらいよいよラストバトルです。 しかしラストバトル前というのに二人の関係はかなりギスギスしています……。

とにかく横井くんがかなり不安定な状態斎藤さんがバイトをはじめて自分から離れていこうとしている姿に不安を感じている時に、隣人の高松さん(◯ックス依存症)の人から突然キスをされてしまった横井くん。

もともと彼も社会

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アスペル・カノジョ読む10:支援してる相手がまともに近づくと、支援者が逆に不安になってしまう現象

アスペル・カノジョ読む10:支援してる相手がまともに近づくと、支援者が逆に不安になってしまう現象

斎藤さんが、ついに倉庫の棚卸しのバイトを始めることに。正直不安しか無い……。

9巻は横井くんも斎藤さんもぼろぼろになっていたが

いままで安定感があった横井くんが9巻からぐらついている一方

斎藤さんが勇気を出してバイトにチャレンジするなど前進を見せている。

二人が対等に近づいていく際、横井くんは自意識の醜さを自覚して苦しんでいるが、斎藤さんは少し対等になれたかも、と喜んでいる。

まだまだ苦

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NARUTO読む20-22 | サスケ君連れ戻しミッション①

NARUTO読む20-22 | サスケ君連れ戻しミッション①

1週間ぶりのNARUTO。みんな内容は覚えているかしら。私は忘れた。アスペル・カノジョ読み終わってこちらを毎日更新していく状態になったら過去記事整理しますね。

中忍に昇格したのはシカマルだけ。

どうでもいいけど間隔が空いた状態でサスケくんを読むと、サスケくんがやたらと幼稚に見えて困るな……この漫画、続けて読まないとアカン!

しばらくの間リタイヤしてた間にナルトが成長してて焦るサスケェ

力を

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インターネットで「自分が気に入らないものを他人に殴ってもらう行為」がノーリスクだと思ってる人たちのためのマンガ

インターネットで「自分が気に入らないものを他人に殴ってもらう行為」がノーリスクだと思ってる人たちのためのマンガ

らすねさんが「僕は君たちを支配する」という作品について言及してたので、久々に思い出して読み返したけどやっぱりこの作品好きだわ……。

はてなブログでは紹介できなかったけど、私は10巻以外に7巻も大好物なんですよね……。

こういうこと考えてる人結構いるでしょ。

これね。
そんな風に思ってる人はこうなるかもしれないよ、というお話。

青二才、また青二才やるってよ(イミフ)

青二才、また青二才やるってよ(イミフ)

Mさんに対して

青二才やめるなら君と付き合う価値全く無いんだけどそれでいいんか?

ということを言うたんですが。(本当はそこまで冷淡ではないよ。ざっくりいうとそういう話ということ)

どうやらまた青二才やるらしいです。

もうこの人も歳だからいまさら青二才できるかというと

あんまり期待はしてないし

もう別の青二才(28歳)のほうが面白いから

この人には別に青二才やめてもらってもいいんだけど

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アスペル・カノジョ読む9巻-2:最悪の状況が続き、共倒れの危機を迎えるが……

アスペル・カノジョ読む9巻-2:最悪の状況が続き、共倒れの危機を迎えるが……

この9巻は、いじめ裁判や親との対峙と言った重大イベントの間の日常を描いている。しかし、全12巻を通じて二人にとって一番きつい状況になっている。改めて、二人にとって最も大変なのは「日常を生きて、少しずつでも前進すること」なのだということがわかる。

当然10巻以降も、この作品が12巻で終わった後も、二人には大変な日常がどこまでも続く。はたしてどこまで生き延びられるかは本当にわからない。すぐ挫折した可

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なぜアメリカでは中絶問題がこれほどまでに重要なマターになるのかという話

なぜアメリカでは中絶問題がこれほどまでに重要なマターになるのかという話

たにしさんが面白いツイートをされていた。

コレに関しては、人間の本能というものと社会の変容からくるジェンダー観に齟齬が出るのは別にこの件に限らずよくある話なのであまり生物的本能とか欲望の話をしてもしょうがないのだが、たにしさんの場合は「本能だから仕方ないだろ」とか「社会的にどう」という対立構造の話はしてないので飲み込みやすい。

ただ、歴史的にいえば、そもそも「家族制度」ができてからは「リズム法

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