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将来有望系問題児 かとうさん

他人の過去・現在・未来を聞けば何かが見えてくる.
今回は,何が見えるのか?

プロおごスラムの人気者.加藤宥仁さんに話を聞きました.

まず初めに.


文字にしてみると,加藤さん壮絶な人生をおくってきたように思う.気持ちが重たくなるような話がたくさん書かれていますが,実際の加藤さんはとても屈託なく笑う素敵な人です.
日本海を見て「素晴らしい」といい.山の木々をみて「きれい」と思わずいってしまう.自分の興味を純粋に追いかけられる少年のような人です.
人間って強いな.文章を書きながらそう思いました.
本人にしたら,いろんな苦労もあったと思うけれど,だからこそ今の魅力的な加藤さんがいるのではないでしょうか.


・経歴など

1990年、ソ連のモスクワ生まれ。
日本ーロシアのハーフ
顔立ちは彫りが深い

日本の小学校に入学するが馴染めず,不登校になる.
やることがなく暇だったので,自宅でアニメ 、ゲーム、漫画を読んでいた。(ゲームは、ファミコンの古いゲーム、ドラクエ5.6.などやドラクエボールなどをよんでいた・
そんな中,交通事故にあい一週間意識不明に。命に別状はなかったが、片方の鼓膜が破れる大怪我にあう.
小中学校,高校と授業に全くついていけなかった.

そんな中,ドラゴン桜という漫画読んだ.
東大って簡単そうだな,目指してみるかと思い初めてしまう。

高校行くのだるかったから,以下の内容の演説を全校の前でして退学しようとしたら学校中大騒ぎになった
「私は、東大来年受けます。来年卒業式で会いましょう!。」

高認に向けて留年し、一回目では全科目とれず、2回目では高認は取得。

大学受験するが受からず.精神に異常をきたし幻聴聞こえるようになるが、図書館の本、認知行動力をしり、書いてあるとおりにやったらば幻聴は聞こえなくなる。(病院行けば薬漬けなると思ったですし、信用してなかったので、認知行動療法だけやったとのこと)
認知行動療法が功を奏して,治る.
ちなみに、24人の声が聴こえたとのこと。老若男女、日本語、ロシア語で聞こえたとのこと.

4年ほど浪人したが受からず.働くことにして,色々なバイトの面接に74回行くが全て落ち、75回目でいった、引っ越し会社で受かる。

週5.6で、3~4年間はたらくが、人間関係の問題で退職.

その後,約5年以上、週5.6.引越しを毎日やったおかげか、体が強靭になるが、動かないと身体が血流悪くなったりするので散歩を始める。

そして、ネットで見つけた配送業のバイトをやる。今年の2.3月までは週5.6.で働いていが、仕事がなくなり、月20万の社会福祉会からお金を借りるように。 で,現在に至る.


■自分自身が得意な事 一人でいる。
長い間一人でいたので一人でいるの落ち着くようになった。

■苦手な事 人と会う。
人と会うと緊張してしまう→慣れていないだけかな。

■嫌いな事 ゴギブリ、ネズミ。働く

■無意識に続けてきた事
ニュースたくさん読む習慣→父親の影響&世界の変化が気になるから。
家に帰ったらば足を洗うとかの習慣→部屋を汚くしないため。
散歩。→無料の趣味だから。

■初恋:同級生で席がとなりだった、女の子。
多分中産階級(家が二階建てでピアノがあると聞いたので)で、おさげのおとなししい子。

■twitterを実名でやっている理由
1.苫米地という人の発言は実名でないと責任を負ってない影響、
2.たとえどんなアカウント名でも探せば実名はバレと知ったこと、
3.知り合いや友達がほぼいない人間なので、別にTwitter実名でも困らないと感じた。なにも投稿してないが。


・[凄いとおもった話]
統合失調症(自己診断)になったが,自らで認知行動療法を施し治療したこと


症状は幻聴が聞こえてくるというもの.ある時,声の数を数えたら23人分の声が聞こえてきたとのこと.まじか. 幻聴とは,前頭前野の機能がストレスでおかしくなることによって起こる症状のこと.自分の思考が本当の言葉のように聞こえてくるんだってさ.
だから,まずは加藤さんは何をしたかというと.自己ディベートといわれる手法を使ったらしい.どういうものかというと,
事実  ⇔ 妄想(事実でないもの)を切り分けたらしい.

自分の頭の中だけでそれをやるのは難しいから,紙とペンを握って,一つ一つ幻聴の内容を紙にアウトプットしていったんだってさ.で,自分で評価したんだと.これは事実.これは事実じゃないから,ただの妄想.これは事実・・・・ というように.
しばらくすると,幻聴がひとつひとつ消えていったのだとか.
俺はこれを聞いた時,やはりアウトプットして,思考を言葉にすることの精神安定作用というものを強く感じました.
俺自身,精神が思わしくなかった時は,ひたすらに書きまくっていたもんなぁ.20分も,夢中になって,溢れてくる言葉を綴ると現実は何も変わっていないはずなのに,気持ちはスーッと楽になっていたっけなあ. 
思いを言葉にすることの大事さを身にしみて感じたわ.

幻聴.もう一つ面白い話をきいた.幻聴の内容には国によって差異があるらしい.例えば・・・ 日本人は攻撃,批判される内容がおおい.「お前は馬鹿だ」「君は使えない,死んだほうがいい」などだね
インド人は「あなたは神様の子供だ」「あなたは本当に神々しい」などのような内容がおおい.
中国人は ”幽霊”に関するものが多いとか.
幻聴にも文化が現れるのか.興味深い.


ちなみに加藤さんが僕の地元,新潟に到来した時の記事はこちら.

よかったらみてね.



以上ありがとう
今日もお疲れさまです


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