デザイナーになったわけ
デザイナーの吉川雅彦(@masahiko888)です。最近は「Pen」という「行程表をテンプレートから簡単に作成できるサービス」を作りました。
エンジニアからデザイナーになって10年くらい経ちます。今回はそのことについて書きます。
同期のエンジニアのレベルが高すぎた
まず、ネガティブな理由からです。
もともと大学も情報系でした。そこからプログラミングなどを仕事にするため入社した会社で、自分の周りのエンジニアのレベルが高いと感じました。私は作ることが好きでそのために必要な言語を学んでいました。しかし、彼らは作ることが好きというよりも技術が好きという感じでした。新しい言語が出たから学ぶ。そういう世界でした。私自身、プログラミングは自分に合っていると思っていたし得意だったし好きでした。でも彼らとは雲泥の差でした。
作ることが好きだけどそれだけでもダメ
そして、仕事をしている中で、作るだけではダメなのだと学びました。売れなければ意味がないと感じました。それはマーケティングやデザインを知っていくことで感じました。
そんなこんなでエンジニアを辞め、ウェブデザイナーに転職しました。といっても、PHPのプログラミングやHTML、CSSのコーディングなども引き続き仕事やプライベートでも続けていました。
ウェブプロダクトデザイナーという職種
現在は、ウェブプロダクトのデザイナーをしています。UIデザイナーと言ったりもします。今まではマーケティング寄りのデザインをしていました。「売れなければ意味がない」と思ってデザイナーになりましたが、「売れるように試行錯誤するデザイン」にあまり興味を持てなくなりました。それよりも、単純にいいものを作りたい。その思いがウェブプロダクト自体を作りたいと思うようになりました。
デザインとはすべて
デザインとは、実はすべての職種に共通するスキルだと考えています。日本語では「設計」と訳されます。営業をするにも売るための設計がある。経営をするにもお金をうまく動かす設計がある。文章を書くにも心を動かしたり読みやすくしたりする設計がある。デザインとはそこかしこにあります。
今思うデザインの楽しさは、人々の幸福になにかしら影響を与えられることだと思います。ウェブプロダクト界隈ではエンジニアは神だと思っています。エンジニアがいないとモノができないからです。そしてデザイナーはそのモノの価値を何倍にも高めることができます。そういった職種だと思っています。
これからもどんな職種につこうが、デザインをしていくのだと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?