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世界史はこう勉強した!(2)

前回お話しした世界史の勉強について、もう少しお話ししようと思います。

私はサブノートなどを作らずに勉強しました(前回の記事もぜひご覧ください)。教科書の1つの章を何回か読んだ後、ノートにまとめるかわりにその章の時代区分の中で重要な出来事の起こった年代を順番に書き、その年代を見てちゃんと全部言えるかどうかを繰り返しチェックしていきました。

それがすらすら言えれば歴史の流れが頭に入ったということなので、教科書を読みながら絶えずその方法で歴史の流れを頭に入れました。

数字を書くだけなのでほとんど時間をかけずに歴史の流れを頭に入れることができ、効率的な方法だったと思います。

人名やできごとなどの重要なものは、教科書の上の空欄などに書き込んだりしていました。
基本的に書くことは最小限にして、あとは教科書を読むこととメモした人名やできごとを反復するだけで教科書内容はほぼ頭の中に入ったと思います。

そのあとは時々教科書を読んでは問題集、という反復学習で一層定着していったと思います。

私のやった方法を塾生にも教えています。
今は「共通テスト」といいますが、昔は「センター試験」といいました。
センター試験で世界史を選択した生徒はほとんど90点~満点をとっていました。

地理を選択する生徒が多いですが、地理は覚えることが少ないかわりに最新のデータがたくさん出題されるため、勉強してもなかなか得点がのびない科目だと思います。
浪人してまた地理を選択しても、多くの生徒は6割程度しかとれないと思いますが、それと比べて確実に高得点が狙える世界史を選択するのがいちばんいい選択だと思います。
そのうえ世界史を勉強するということは今日いまある世界の国々がどういう歴史の流れの中で存在しているかが見えてくるのでとても大切なことだと思います。
歴史を勉強しているときに興味をもったテーマについてそれに関する本を読んだりすることもさらに力を深めたと思います。

大学を目指す皆さんがぜひこの方法を参考に勉強してくださればいいと思います。


私の塾の生徒には、私の実践したこの勉強法を長年紹介してきています。
卒業生の人たちの目に留まって、なつかしく思いだしてもらえたら嬉しいです。

私の著書です↓

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