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【PR】「自己分析」「自己PR」が嫌いです。


編集者といえど、会社員


6月も中盤。
あっという間に7月になりそうです。
私の勤め先は6月末決算なので、来期に向けた動きなども始まっています。
編集者も、会社に所属している以上は会社員なので、
目標設定や業績評価があったり、長期的なキャリアプランなども描かなければなりません。

自己分析しようとすると、自己嫌悪に陥る


他の編集者がどうか知りませんが、
私自身は長期的なキャリアプランを描くというのが、非常に苦手です。
とりあえず目の前のテーマや、仕事を追いかけていたいタイプなのかもしれません。
が、それが本当に自分を定義する言葉として正しいかと言うと、ちょっと違う気もする。
実は、こうしたキャリアプラン、しっかり書こうとすると、自己分析が必要です。
「自分はこういう特徴のある人間だから、こういうふうにして成長していきたい」、と。
こうした分析が、実はとても苦手です。
その背後には、自分の自己肯定感の低さがあるのかもしれません。
自分を振り返ってみると、できていないところや、至らないところ、人より劣っているところばかり目についてしまう。
だから、自己分析が苦行になってしまうし、そうして積み上げられたものからポジティブな未来が出てこない。

淡々とワークをしてみよう

私を含めて、そういう傾向がある人は、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
そういう方にオススメしたいのは、性格や相対評価での出来不出来に注目するのではなく、単純にできることだけに注目してみるという方法です。

今回、上長との面談用に、思いつくまま自己分析をしていて、すごくネガティブなモードになってきたので、
「あ、これはヤバい!」
と気づき、一旦自己分析をストップしました。

そして、以前編集を担当した
土谷愛さんの『特別なスキルがなくてもできる 月収+10万円 こっそり副業術』を本棚から取り出しました。

「え、なんで副業本?」と思われるかもしれません。
実は本書の著者の土谷愛さんは、自己分析の専門家なのです!
本書でも、まずは自己分析をしてみて、そこから副業につなげていくメソッドが展開されています!
副業をする気がない人にも、役に立つ一冊なのです。

ついネガティブになってしまう…

私も、つい自分にネガティブな評価をしてしまいがちなのですが、
そうした側面を一旦忘れて、淡々とワークをこなしていくうちに、
「ああ、こういうこと得意だったな、できてたな」
ということを思い出してきました!
苦手意識があるからなのか、自己分析をしても時間が経つと
自分の良い部分を忘れてしまったりします。
なので、折を見てやり直すのがよいのかもしれません。
そうした時に、違う一面に気づけるのかも。

実は、短所だと思っていたことも、見方によっては長所になることもあります。関係性によって変わってくるはずなのに、
そうしたことを忘れがちなのには、
会社員の宿痾ともいえる、業績評価があるのかもしれません。
数字だけで評価されていると、数字が低いと自分の人間的な価値が低く見えてきてしまう。
でも、ちょっと考えてみればわかるのですが、
会社全体、もっと言うと社会全体が低成長だと、みんな低評価になるのでは?
それは困るとも言えるし、その程度のことだとも言える。
「自分だけじゃないよ」ということを、どこかで意識しておきたいですね。

「自分」とは、難しいものですね

私のように、自己分析も嫌い、自己PRも嫌い、という人にこそ、
本書は役に立つと思っています。

「なんで自己分析が嫌いなのに、そういう本を作るの?」
と思われるかもしれませんが、
むしろ、自分が苦手だからこそ本にしたいのです!
「こういうの、苦手で悩んでいるから、何とかしたい!」
という気持ちが働くと言いますか…。
先日担当した森田昇さんの『年収300万円から脱出する「転職の技法」』も、同様です。


僕、本当に、面接も自己分析も苦手なんですよね…。
それで大学時代に就職活動で苦労した口なんです。
何とかしてもらえる本があれば僕は助かる、と思った。
就活本は多数出ている一方で、最近増えてきたとはいえ転職本はまだ少なく、ニーズもありそうですし、自分も一応経験者なので自分事としても関心が高かったのですが、悩んでいる人の一助になれば、という想いで企画しました。


実際に副業や転職をするかは別にして、
自己分析が苦痛だという人は、欠点や自分の気持ちは置いておいて、淡々とワークでよいところを記入してみるとよいかもしれません。
自分のことって、実はとても難しいですよね。


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