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大学のソウルフード!㉓慶應義塾大学(日吉・矢上)編

おはようございます。
前回は練馬区・板橋区・北区編でしたが、今度は横浜市に参ります。
「あれ?首都圏続くの?」と思われるかもしれません。
続くのです。
なぜって?このペースで全国を進んでいくと、あっという間に沖縄まで行ってしまい、最後はひたすら関東の大学ばかりになってしまうからです💦

というわけで、今回も続けて首都圏に参ります。
横浜市に参りましょう!!
今回は慶應義塾大学日吉キャンパス!
私自身、2001年から2年間通っていたキャンパスです。

右側が塾生会館。サークル活動といえば日吉。
日吉駅前の通称「銀玉」。集合場所によく使われていました。

日吉駅を出て東側に大学があり、西側の通称「ひようら」が商店街になっていて、飲食店がたくさんあります。
今年は甲子園で慶應義塾高校が優勝したことや、六大学野球でも慶應が優勝したため、地元・日吉でもかなり盛り上がったようです。

自分の出身大学ということもあり、「いくらでも語れるぜ!」ということなら気持ちよいのでしょうが、残念ながら私の思い出のお店には、既に閉店してしまったところも多く…。

飲食店にとっては、やはり厳しい時代でしょう。そのため、今残っているお店には、そう外れのお店もないと思います。
どこに入っても満足いただけると思いますが、学生時代に通っていて、今も残っている、思い入れのあるお店についてご紹介したいと思います。

極楽汁麺 らすた


日吉駅を出て日吉中央通りを進み、しばらくすると右側にあります。

大分年季が入ってきました…

日吉の家系ラーメンのパイオニア、らすた。

初めて食べた時は衝撃でした!よく豆板醤を追加していたな~

今は他にも家系ができたこともあり、かつての大行列というほどではなくなったようですが、私が日吉に通学していた当時は、お昼はいつも行列でした。
私にとっても初の家系ラーメンで、「こういうラーメンがあるんだ!」と驚いたものです。

今、日吉の家系ラーメンをリードする存在といえば、こちらでしょう(…と書くと他のお店に怒られてしまいそうですが、家系のお店が何店も日吉にある時代になったということに、隔世の感があります)。

武蔵家 日吉店

日吉中央通りをまっすぐ進み、最初の信号を右折して少し進むとあります。値段が安め、サービス充実、美味しいとあって、まさに日吉の今のソウルフード!といえばここを思い浮かべる人も多いかと。
オープンは2004年。私もまだ大学生ではありましたが、2003年から三田キャンパスに進級していたため、在学中に食べる機会がなかったのが残念でした。卒業後、仕事で日吉にお邪魔したときに訪問。
当時は京都に住んでいたのですが、関西に家系のお店があまりない時代だったこともあり、東京出張時のたまにしか食べることのできない御馳走でした。サークルの後輩がまだ大学に残っている頃など、一緒に食べにいったのが懐かしいです。
私は在学中に味わうことができなかったのですが、今の学生にとってソウルフードなんだろうな、ということはこのツィートからも伝わってきます。

こういうコミュニケーションを現役の学生(ましてや高校生!)ととってらっしゃるというのは、素晴らしいですよね。
今もし慶應の1年生だったら、毎週通っていたような気がしてなりません。

麺場 ハマトラ

これまた私が日吉を去った後にできたお店ですが(すいません、やたらと自分起点になってしまいますが、通学していた身としては素直にそう語るしかないのです)、日吉を代表する大人気店の一つです。

この黒い麺のインパクトはすごいですね!
うーん、まだ行けていないですが、次に日吉に行くときには、ここに行かねばと思いました!

沖縄食堂チャンプル×チャンプル

ランチで入り、サクッとソーキそばを食べました。
ソーキそばは好きだということもあって、非常に美味しくいただけてよかったです。やはりお昼時は込み合っていました。

韓国酒菜 うさぎ庵

先日ランチで入りましたが、ハーフ参鶏湯が美味しかったです。
土曜日だったので空いていましたが、味は間違いない!
薬膳感があり、体も温まるので寒い季節には是非お薦めしたいです!

菊名から日吉に2020年に移転してきましたが、着々とファンも増えているようです。

とらひげ

こちらは60年の歴史を誇る老舗洋食屋さんです!!
非常によく語られるお店なのでご存知の方も多いとは思いますが、私は日替わりメニューを注文することが多かったです。
ステーキの時は大喜び!

鈴木隆祐さんの記事も。
長年学生街の取材をされてきた方なので、とても読みごたえがあります!

ラーメンどん

日吉の二郎系ラーメン。まさに私にとっての日吉のソウルフードだった「とんかつ三田」の隣にオープンしてかれこれ15年になるお店です(それでも私の卒業後か…)。
ここまで主に日吉中央通りのお店をご紹介してきましたが、こちらだけサンロード(駅を出て線路沿いに北上する道)。
インスパイアとしてはかなり早い時期のオープンだと思いますが、二郎デビューは三田に進学してから、というイメージがあった私としては(実は1年生の時に一回食べているのですが笑)、「二郎(的なるもの)が日吉に降りて来たか…」という不思議な感慨です。ちなみに、「とらひげ」さんと同じ経営母体だったりします。

続いては理工学部のある矢上。

日吉から坂を下りて、また坂を上った先にあります

基本的には日吉キャンパスとセットという印象ですが、日吉から矢上に向かう途中、矢上キャンパスの入り口付近にもお店はあります。

たちばな

その名の通り定食屋さん。
時間のない理工学部生のために、ガッツが出るメニューが盛りだくさん。お値段も安めで味も美味しいと定評があり、他にあまりお店もないことからお昼時はかなり混雑します。

いかがでしたか?
本当は横浜の大学を一本の記事にまとめるつもりでしたが、やはり日吉は分量が多くなってしまいました。
「失われた飯を求めて」にも書ききれないくらい、私が通っていた21世紀初頭とは大きく変わっているのですが、それでも続いているお店は、やはり凄い。

慶應というと三田のイメージが強いですが、サークルやクラブ活動が盛んで、就職活動が迫っていない時期を過ごす日吉キャンパスへの思い入れが強い人も多いかもしれません。

私も、三田に行くと就職活動の準備とゼミの勉強で、かなり慌ただしかった思い出があります。
その点、日吉は語学の準備はそれなりに大変だったものの、あとの時間は好きな本を読んだり、サークルをやったりと、羽を伸ばすことのできる時期だったなあ、と。
当時とは大学自体に向けられている目線も異なりますし、「遊んでいればいいよ!」などと無責任なことは言えない時代になっていますが、今の学生たちがどういう日々を歩むにせよ、振り返ってみて貴重な時間だったと思ってもらえたらいいな、と思いました。

次は、横浜市を南下します!!


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