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【PR】『女性管理職が悩んだ時に読む本』出版記念講演会!

おはようございます。
昨日は、『女性管理職が悩んだ時に読む本』の出版記念講演会でした。

出版記念講演会!

まずは著者のいくみさんの講演。本の内容についてご紹介いただきました!
根っからのポジティブ思考の持ち主で、何でも即行動!といういくみさん。
今まさに悩んでいる女性管理職の方にメッセージを届けたい!という思いが伝わってくる内容でした。

いくみさん

続いて、精神科医でベストセラー作家の樺沢紫苑先生のご講演。
職場の人間関係の悩みについてどう考えたらいいか、アドバイスをいただきました。
全員と仲良くするのはそもそも不可能、正面から受け止めすぎないでスルーする力が大事、まずは仕事をしっかりやろう…などなど、長く働いていると「そうだよなあ」と思うことを言語化していただき、再確認できたような気がします。

樺沢紫苑先生

お二人のお話を伺っていて、共通していると思ったのは、「まあ、何とかなるさ!」ということ。
もちろん、渦中にいると大変だし、必死にならざるを得ないのだけど、時間が解決してくれることもあるし、仕事が助けてくれることもある。
そう思って前を向くことが大事なんだろうな、という気になってきた時間でした。

その後は、私も交えて鼎談。
出版の裏話などについてもお話させていただきました。
そこで語り切れなかったことを少し補足します。

ちょっとした補足というか、補助線というか…


本書の第2部には「60の悩みあるある」が掲載されていて、
いくみさんが多くの悩みを取り上げて語っているのですが、
第1部には女性活躍の歴史的な流れと、ご自身の歩みについても書かれています。
編集としては、目玉は第2部ではあるものの、第1部をしっかり書いていただくことも重視しました。

いきなり制度や歴史の話になって「え?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、ここがあることで、いくみさんの歩んできたキャリアの背景にある社会情勢が見えてくるのと、第2部のお悩みについてのコメントが上滑りしないようになるかな、と思っています。

お悩み相談って、「何が語られているか」も大事ですが、同じくらい、あるいはそれ以上に「誰が語っているか」も大事ではないかと思うのです。
だから、「第2章 いくみはどうやって歩んできたの?」がないと、誰がどういう経験を踏まえてお悩み解決をしようとしているのか、全くわからないわけで、その背景には、制度の後押しもあるし、時代の流れもある。ちょっと俯瞰しておく必要もあるのかな、と。

そうして広がりを持たせつつも、研究者や理論家が語るものではなく、あくまでも現場で戦ってきた女性管理職の「生の声」であることは大事にしたい、と思って編集しました。
だって、理屈だけじゃ解決できないことがたくさんあることは働いていたらよくわかっているし、そういう時に必要なのは共感、言語化ではないでしょうか。
樺沢先生のご講演でも言及がありましたが、言語化できることでかなりの部分、解決に向かっているのだと思います。「60の悩みあるある」で、あなたのお悩みが少しでも言語化できれば、編集者としてはとても嬉しいです。

では!

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