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マゼンタの空

昨日の明け方、日の出少し前の時間帯。空がマゼンタ色に染まっていた。通勤途中の日常の中で、非日常な自然現象に出会えた奇跡。やっぱりこの世界は不思議に満ちている。

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昨日、2019年10月18日。日の出時刻は6時5分。それより少し前の5時20分頃の話。

僕は長距離通勤をしているので、毎朝始発に乗るため5時20分頃に家を出る。家から駅までは西へ一直線に歩いて5分ほど。背後にある東の空には、天気のいい日にはうっすらと朝焼けが望める時間帯である。

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この写真は10月の別の日、同じ時間帯。雲がなければ、グラデーションの美しい空を見ることができる。自然がつくるこの色合いが好きだ。できれば、グラデーションがなくなって、だんだんとオレンジ色に染まり、やがて青一色となる空をずっと眺めていたいと思う。

もちろんそんな時間はないので、色あざやかな空を背負って、僕は駅へと歩いていく。今日はnoteに何を書こうか、なんて考えながら。

ところが、10月18日の朝は違った。

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家を出た瞬間、驚いた。空がマゼンタ色に染まっていた。こんな濃いマゼンタの空を見たのは初めてだった。

西へ向かって歩きながらも、昨日ばかりは背後にあるマゼンタの空が気になって仕方ない。なんども後ろを振り返りながら駅へと向かった。

自然界って、本当に不思議なことばかりだと思う。昨日のnoteでは、摩訶不思議な生態を持つ生き物たちから学んだ生と死についての話をした。

決して老いることのないハダカデバネズミ。生まれ変わりを繰り返し死ぬことのないベニクラゲ。そんな不思議な生き物が自然界には存在している。

そして昨日、こんな不気味で怪しい、でも美しく幻想的でもある空に出会った。自然界はホントに不思議に満ちている。

ただただ、そんなことを感じた朝だった。

このnoteは日々の気づきや学びを綴っています。何気ない気づきが、あなたの行動のきっかけになれたら嬉しく思います。

お気持ちだけでも嬉しいです。ありがとうございます!