見出し画像

なぜ男なのに育休を取るのか?

「なぜ男なのに育休を取るのか?」

一昔前ならそんなことを聞かれたかもしれないけれど、「(男ですが)9ヶ月間育休とります!」と宣言しても、その期間自体には驚かれるものの、男性である僕の育休取得自体には特に疑問を持たれない世の中になりました。

僕の職場が理解のある場所なだけであって、いまだに男性が育休を取ることが理解できない人はもしかしたらたくさんいるのかもしれませんが、今はあからさまに「男のくせに育休なんて…」と言ってしまったらパタハラ認定されてしまいますので言えないでしょう。

きっと理解できない人の多くは、育児の経験がゼロ(=お子様がいらっしゃらない)か、育児は奥様に任せっきりだった世代の方が大半だと思います。個人的な予想ですが。育児がどんなものか知らないなら、理解できなくても仕方ないかな…と思うところもあります。

もちろん、家庭毎にパパも育休を取るか取らないかを決めればいいので、男性も取らなきゃいけない(義務)という話ではないし、夫婦で相談した結果、パパは取らないという結論も全然アリです。

我が家は夫婦で子育てをする時間を楽しむため、そして僕が個人的に、子育て中心の生活をすることが自分にとってのメリットがあると考えたから長期の育休を取るのです。

そのメリットはいくつかあるのですが、ひとつは時間管理術など仕事にも結びつくスキルが自然に身につくと感じているからです。

長男が生まれてから毎日会社から帰宅後にお風呂に入れることを日課にしていますが、そのためにはまず仕事をきっちりと定時内に終わらせる必要があります。

子供の保育園のお迎えをしている人も、お迎えの時間までにどうやって仕事を終わらせるか?を常に考えていらっしゃると思いますが、そういう意識が自然と時間管理の意識を向上させます。

そして、子供の相手をしながら家事とか自分のやりたいことをやるために、隙間時間のやりくり術は相当身につくんじゃないかなと思っています。

ここまで時間管理の話をしましたが、他にもこのような身につくスキルがたくさんありそうな気がして。だから、長い職業人生のうちの1年にも満たない期間なのだから、しっかり時間を取ろうと9ヶ月間の育休取得を決意しました。

まだまだ男性が長期育休を取得することは珍しいので、積極的にその理由や生活スタイルを発信して、これから育休を取りたいと思っている方のロールモデルになれれば、と思っています。

このnoteは、日々の暮らしのことや、小さな気づき・学びを綴っています。僕の日常のひとコマがあなたの行動のきっかけになれば嬉しく思います。
この記事の表紙画像は Jan VašekによるPixabayからの画像 をお借りしました。ありがとうございます。

お気持ちだけでも嬉しいです。ありがとうございます!