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【育休8ヶ月ふりかえり】1日8時間仕事できるって幸せだ!

2020年末をもって、僕の育児休業期間は終了となります。

3月に娘が生まれた頃にコロナ騒ぎが慌ただしくなり、育休入る5月前から会社には行けずじまいで、実質的には9.5ヶ月間くらいの育休となりました。

振り返れば長かったようであっという間だった育休生活を振り返り、いろんな視点で整理してみたいと思っています。

今日は『時間の使い方』という視点で整理した話です。

育児時間ほどコントロールの効かないものはない

育休期間とそれ以外(つまり今まで生きてきた人生)の期間について、『時間の使い方』という視点でどんな違いがあっただろう?って考えてみたんです。

そして気づいたのは、育児の時間ほど自分でコントロールできない時間はない、ということです。

赤ちゃんのお世話なんてそんな予定調和に進むもんじゃないので、当たり前と言えば当たり前なんですけどね。

でも、思い起こせば、今までこれほどにも自分のコントロールが効かなかった時間を延々と過ごしたことはなかったなと思ったんです。

学生の頃だって時間割通りにことが進み、社会人になってからも基本的には自分でスケジュールをコントロールしてきました。

それがいきなり、育休に入るなりまったくコントロールできなくなるんです。

昼夜を問わずいつ泣き出すのか予測不能です。ハイハイしてたと思ったら思わぬところで転んで泣き出したり、もちろん夜泣きだって日常茶飯事。自分の時間を確保するのが至難の技。

自分でスケジュール管理できて仕事に集中できる環境があるってホント幸せなことなんだなぁと改めて思いました。

今年はコロナ禍で小さい子供が家にいながらも在宅勤務する人も多かったと思うけど、そういう人も同じように感じたかもしれませんね。

この気づきを仕事に生かしたい

そんなことに気づいたので、仕事の時間に対する見方というか、捉え方がかなりアップデートされた気がします。

自分で十分にコントロールできる仕事の時間、1秒も無駄にしないように動いて動いて動きまくれるくらいにしたいと思うようになりました。

実際には、まずはやってみよう!精神で行動するとやっぱり失敗も増えて、結局「あぁ無駄な時間だった」ということは多々あるかもしれません。

でも、失敗無しでは仕事は面白くないし成長もないはず。

育児を仕事と同じように捉えるのが良いか悪いかはとりあえず置いといて、育休中は基本的に成果には結びつかないことしかやってないんだから(比較的、短期目線で)、仕事で失敗してダメだった、無駄な時間だった、ということが起こったときの気の持ちようが、育休経験前と後ではかなり違ってる気がします。(まだ復帰してないから気がするだけ、やけど)

ちょっと言い方がアレなんですが、なんの成果にもならない時間に対する耐性がついたと言うか。

少なくとも、育休として過ごした8ヶ月間、何の成果が出なくてもまぁ仕方ないという強いメンタルが育った気がします。

まぁこの間、身体を3回くらい壊し、心もかなり危ないところまで疲れ切ったりしたんだけれど。

でもだからこそ成長できたんじゃないか?と思うところもあるわけです。

成長した(と感じた)からには、年明けからの仕事復帰にしっかり活かしていきたいものです。

完全に育児に専念して良かったんだと思う

育休中は仕事から本当に、まったく、完全に離れてしまっていました。

少しくらいは復帰した時の仕事につながる何かをやったほうがいいんじゃないか?とも思ったけど、実際そんな時間はなかなか作れませんでした。

子供との時間→夫婦の時間→自分の時間と1日の時間を取っていったら、あとは少しの睡眠時間しか残りません。

でも、育児だけやっててもこうやって時間に対する価値観が変わってきたり、その価値観を持って大いに仕事で活かせそうな気がしているわけです。

だから、むしろやっぱり、仕事のことはキッパリ忘れて育児に専念してよかったんだと思います。

実際新しい価値観を持った自分が仕事でどう立ち回れるか、しばらくやってみないと分からないんですけどね。

まぁ仕事の時間は自分次第で如何様にもコントロールできるわけだから、あとはやるだけ。行動あるのみですね。

ということで、すこし復帰が待ち遠しくなってきた年の暮れです。

妻にはホントに感謝

これからは妻がまた子育てを中心に担ってくれます。妻はあと何ヶ月か育休なので。一方の自分は、コントロールの効く貴重な仕事の時間を再び手に入れます。

いままで、何となく1日が過ぎてしまうウィークデーも正直あったと思います。なんとなく会議に出て、何となく書類作ったりして。

でも、貴重な時間なんだって改めて思えたので、なんとなく過ごさないで大切に使おうと思います。うん、頑張ろう。

そんな時間を過ごすことを裏で支えてくれる妻にはホントに感謝です。

ということで、今回は8ヶ月間の育休を『時間』という視点で振り返ってみました。

また別の視点で振り返れば、違った気づきがあるんじゃないかと思います。

年末年始、どれだけ言葉にできるかわかんないけど、できる限り振り返りの時間を作ってnoteに残していきたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事の表紙画像はみんなのフォトギャラリーよりMinakoさんのイラストをお借りしました。優しいタッチで素敵なイラストです。ありがとうございます!

お気持ちだけでも嬉しいです。ありがとうございます!