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まったく身にならない「私の勝負曲」の話

世間一般的な「勝負」とはなんだろうな、と考えます。
会社の今後を左右するほどの大きな仕事がかかっているプレゼン、推しの卒業コンサート、愛するパートナーに焦がされるような一夜、待ちに待った学生最後の運動会、片思いのあの子に告白をする日、すべてをかけたお芝居を披露する日、夢の舞台を目前にした試合、など。
心は不自然に浮かんだと思えば、突然からだの底にズシンと沈み、たいへん落ち着かない。いざ勝負の場に立てば、自分の周りは凪のように静まり返り、ただ始まりの合図だけを待つあの時間。生きていく上で、とても尊い時間です。私にはどれも皆無ですが。

ただ、その心を鼓舞したり、支えたりする存在に出会えることは素敵なことだと思うのです。人であったり、モノであったり、想いをのせた言葉だったり。「音楽」は、それら全てを集約した文化なのかもしれません。

最近の私は「すきあらば怠けようとする自分」と激戦を繰り広げています。

私は一人で仕事をしているため、すべての決定権は自分にあります。
特に時間。仕事によってはプランから締め切りまですべて自分の都合で設定することが可能です。もちろんそんな仕事ばかりではありませんので、時間や作業に追われる日々です。

とはいえ、「二度寝したいなあ。漫画の続きが読みたいなあ。」と怠けの私が出てきてしまいます。ですがクライアントからは「朝イチに仕事お願いするけど、昼イチに欲しいな〜」などと言われます。いくら時間を自分で決められるとはいえ、「二度寝して、漫画読んでからやるね」なんて言ったらお仕事は今後来ません。そんなとき、私は戦わねばならないのです。

前置きが長くなりましたが、そんな私の勝負曲です。
あまり有意義なことは書いてありませんので、暇でしょうがないときにでもご覧ください。すべてYoutubeからの抜粋になります。
主に作業中に聞く音楽です。


あまり耳触りの良い音楽ではありませんのでご注意ください。
ただ、人によっては尋常なくアガる音楽です。dubstepというジャンル。
特定のアーティストにこだわりはなく、1時間から3時間にまとめられた、いわゆる「作業用BGM」と聞くことが多いです。これは直感や感覚だけでできる作業時に限り、数字などを伴う作業の際は不向きです。テンションが上がって計算どころではなくなってしまいます。90年代前半から後半くらいのアニメ主題歌がリミックスされてた軽めのものも好んで聞きます。とにかく勢いをつけて仕事をしたい時に聞くのが個人的ベストです。


それから、こんな曲も聴きます。

歌詞から得られる情報が「伊達みきお」と「富澤たけし」(サンドウィッチマン)の二つしかない音楽です。これを初めて聴いた時は何事かと思いましたが、この曲を聴きながら作業をすると何故か捗ることが判明しました。理由はわかりません。曲調がキャッチーなことと、歌い手の声質がそれぞれ異なるという点もいいのかもしれない。
なおこの曲は執筆以外の作業で再生しています。一度この曲を聴きながら執筆作業をしたのですが、うっかり「みきお」やら「とみ」やら「だて」とタイプしてしまう。
なお、ひたすらループして聞いていると最終的に何を言っているかよくわからなくなってきます。多分、言語や言葉を担当する脳のどこかが麻痺するのかもしれません。10回以上は連続して聞かない方が良い。
普通の音楽に飽きて、ユーモアを求める方は彼らの音楽をぜひ聞いてみてください。CMソングだけで曲を作ってしまった動画は秀逸です。


王道の音楽も聴きます。
仕事に内容によっては「心を清らかにして」取り組まなければならないこともあります。そんなときはこちらを。

記憶は曖昧ですが20年以上前、ドラマのエンディングで聞いた時から大好きな曲です。いままで生きてきた中で一番多く聴いているかもしれません。
試験勉強の時も、学校の課題に取り組むときも、社会人になり仕事をする時も聴いていました。そのおかげか、どんなに怠けたくともこの曲を聴いてしまうと仕事モードに突入します。
これは仕事における全ての作業で助けてもらっています。少し小躍りしたくなるリズムもちょうどいい。ノリノリになりすぎると確認作業が怠りがちですが、これだと面倒な確認作業もきちんとこなせます。英語は苦手ですが、愛の曲だということはわかりますので、仕事を進めるための原動力を底上げしてくれる音楽です。
ただひとつ気になる点といえば、当時のドラマで一緒に流れた映像が必然的に浮かび上がるということです。大勢の大人がにこやかに同じ動きをしているシュールなワンカット。これが毎度の脳裏を擦っていくので、多分、一生この映像と付き合っていくんだろうなとは思っています。


音楽ではありませんが、ほどよく怠けながら仕事したい時に再生するものがあります。かなり身にならない内容なので聞かなくても大丈夫ですが、個人的に無くなったら困るナンバーワンの動画です。

そもそもこれはラジオなんだろうかと疑問に思うところですが、これを聴きながら仕事をすると、高確率で手を止めなければいけません。なぜなら、ラジオなのに途中で画像や映像が差し込まれるから。
小学生男子が好みそうな下ネタが飛び出す回もあるので、苦手な方は要注意ですが、私のようなインターネットに染まりまくったアニメ漫画好きのアラサーにはおもしろいコンテンツだと思います。仕事で根を詰めすぎて心身ともにギチギチになってしまう人におすすめしたいです。
あくまで個人的な感想ですが、頭を空っぽにして聞くと内臓が千切れるほど笑います。友人は「酒で酔ってる時なら笑える」と真顔で言ってました。
実用的なメリットをあげるとするならば、毎週木曜日にアップされるので、不規則な生活をしていても曜日感覚が正常に戻ります。そのくらいです。


6月は仕事に追われ、タイトルがダサすぎる前回の投稿からいつのまにか一ヶ月も経過していました。早いな。
これからも身にならない記事をのんびりと書いていきたいと思います。
それではまた。

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