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第二外国語言語の達成感

昨日のカラオケについての話の続きになるが、今の自分にとってカラオケで今一番痛快のこと、もしくは最も楽しめる瞬間というのは、第二、第三外国語の歌を日本語のふりがなもなしで歌うことができた時である。ここには言語学習について、何か少し意味があるのではないかと思った。

現在では、スマホの翻訳が発達して、速さを気にしなければ、意思の伝達という意味ではほぼできるようになった。自分も英語など言語はただの道具であり、本質的には上記の理由で母国語だけでいいと思うようにもなった。では、なぜ外国語を学習するのだろうか。

もちろん、同じ言語で話せば、スムーズに会話できることによって生まれる心の通じ合いとか、思いがけないアイデアが生まれたりするという効果もあるに違いない。でも自分が一番大きいと思うのは自己満足でないかと思うようになった。

相手に共感してもらうのも結局は自己満足でもあるし、努力して勉強した言語で何かをできるようになった時の達成感みたいなもの。人はそういった達成感を得た時に喜びを感じるからこそ、慣れない言語で歌を歌えたときに感じるのではないかと感じた。

自分は、周りの環境のおかげで、中国語と韓国語を学生時代に個人的に勉強して、ある程度は読めるようになった(意味がわかるのではなく声に出して読むことができるようになった)。ただ、やはりアメリカに留学したし、勉強の期間からしても、中国語や韓国語よりも英語の方が圧倒的に自由に使える。だからなのか、英語の歌を歌うときよりも中国語や韓国語の歌を歌えた時のほうが喜びを感じるのはできないことをできるという喜びからか、中国語や韓国語の方が日本人にとってはレアということからくるのかもしれない。

ただ、これがアラビア語とか自分の知り合いにその言語をを話す人が少ない言語で歌を歌えたとしてもあまりうれしくはないだろうと予想する。いい曲だったら嬉しいかもしれないし、やってみないとわからないのだけれども。まぁある程度聞いてくれる人がいないとだめで、認知の期待もあるのだろう。

この第二・第三言語のカラオケからくる喜びは希少性からなのか、その言語の不自由度や難易度からくるものなのか、たぶんおそらくいろいろな要素が絡み合って喜びを助長しているのだろう。

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